こんにちは!札幌高校進学ナビゲーターのさっしんです。
今回は北海学園札幌高校に関して、気になる入学金や授業料など3年間の費用がいくらかかるのか調べました。実際に高校へ通うにあたり大切なところなので、ぜひ参考にされてくださいね。
北海学園札幌高校の入学金や授業料は?
北海学園札幌高校は、北海道の私立高校(共学)になります。
私立高校というと、公立高校に比べたら結構お金がかかってしまうのがネック。ということは、北海学園札幌高校もそれなりの学費になってしまうのでしょうか…。
北海学園札幌高校の学科は、特進コースと総合進学コースの2種類がありますが、金額設定は両方とも同じです。その1年間にかかるお金を一覧にまとめましたので、ぜひ参考にしてください。
【入学手続きの諸費用】
- 入学金:150,000円
- 教育充実費:100,000円
- 生徒会入会金:500円
- 保護者会入会金:500円
- 校友会入会金:1,000円
合計:252,000円
【毎月の諸費用(授業料・諸費用)】
4月のみ42,400円ですが、5月以降は以下の金額となります。
- 授業料:30,700円
- 教育充実費:1,000円
- 生徒会費:1,300円
- 保護者会費:700円
- クラブ後援会費:500円
- 教材費:700円
5月からは、35,800円
年間合計:436,200円
入学時と毎月の費用を合わせた1年時の合計金額は、約70万円とやはり高額!
このお金を皆さんどうやって用意しているのかというと、例えば『児童手当を貯金しておき、高校入学の手続き費用にあてた』など。この方法でまとまったお金を作ってらっしゃる方が多いようです。
でも、毎月35,000円の出費は、親御さんにとっては結構な痛手ですよね。そのため、毎月の入学金や授業料の支払いを軽くしたいと思うのは当然のことです。その気持ちは私もとてもよく分かります。そこで、今回は毎月の授業料をどのようにして支払うかを一緒に考えていきましょう。
授業料などの支払いを軽くする方法は、市役所では『高等学校等就学支援金制度および、授業料軽減補助制度』、学校側では奨学金制度というものがあります。どういう制度なのか、次はその2つを詳しく見ていきます。
【高等学校等就学支援金制度および、授業料軽減補助制度って何?】
これは市役所が窓口になって行っており、世帯年収によって支給金額が決まっているものです。該当する場合は毎月支給されるので、詳しい支給金額は市役所の担当者に確認してみましょう。
(※注意※ 市町村民税所得割額が30万4,200円(年収910万程度)以上の世帯は、この制度の支給対象外となります。)
①【市町村民税所得割合】30万4,200円未満(年収:590万~910万円未満程度)
- 高等学校等就学支援金の月支給額:9,900円
- 授業料軽減補助金の月支給額:支給なし
②【市町村民税所得割合】15万4,500円未満(年収:350万~590万円未満程度)
- 高等学校等就学支援金の月支給額:14,850円
- 授業料軽減補助金の月支給額:支給なし
③【市町村民税所得割合】5万1,300円未満(年収:250万~350万円未満程度)
- 高等学校等就学支援金の月支給額:19,800円
- 授業料軽減補助金の月支給額:(最大)7,000円
④【市町村民税所得割合】0円(年収:250万円未満)
- 高等学校等就学支援金の月支給額:24,750円
- 授業料軽減補助金の月支給額:(最大)6,500円
毎月この金額が支給されたら、かなり経済的に楽になりますよね。学校に通う本人自身も楽しく3年間高校生活が送れるし、ご両親も前もって授業料を用意することができるので安心です。確実にこの制度を活用するために、確認と手続きは早めにしましょう。
次は高校で用意されている奨学金制度についてです。どのような内容になっているのか詳しく見てみましょう。
【北海学園札幌高校の奨学金制度って?】
北海学園札幌高校で用意されている奨学金制度は、推薦入試や一般入試など条件によって受けられる内容が異なります。自分が奨学金制度を受けられるのか、もし受けられるとしたらどの内容のものになるのか気になりますよね。
以下に、奨学金制度の内容をまとめました。
<推薦・専願・自己PR・クラブ入試合格者対象>
こちらの制度で受け取れる奨学金は、AからCの3パターンがあります。その3パターンは、中学校の成績が関係する内申ランクによって決められ、そのランクが高い人ほど奨学金の額も大きくなるというものです。
- 内申点(A):第Ⅰ種奨学金(年間250,000円×3年間)支給
- 内申点(B):第Ⅱ種奨学金(一時金250,000円)支給
- 内申点(C):第Ⅲ種奨学金(一時金100,000円)支給
自分の内申ランクだと、どの報奨金制度が受けられるかをぜひ確認してみましょう。中学校の成績を上げるために努力する糧にもなります。
<奨学金トライアル(一般入試での得点順位)>
一般入試での点数が高ければ高い人ほど、奨学金制度が有利に受けられるというものです。一般入試の点数をしっかり取るためには、やはり中学の基礎の土台を作り応用力を磨くことが必要です。
- 全体50番以内:第Ⅰ種奨学金(年間250,000円×3年間)支給
- 全体100番以内:第Ⅲ種奨学金(一時金100,000円)支給
一般入試での点数をしっかり取るというのは、少し難しいイメージがありませんか。でも、頑張って臨んだ入試で成果が見られ、そしてその結果奨学金も受けられるとなればかなりやりがいを感じられますよね。
奨学金が受けられれば、授業料の支払い額が変わってきます。奨学金制度を利用した生徒さんの保護者の方から、「毎月の授業料の支払いが軽くできて助かった」との声をとても多く聞きます。
内申ランクが上位で最初から奨学金制度を利用できることが分かっていれば、北海学園札幌高校を受けるために親御さんを説得しやすくもなります。また、入試を頑張って奨学金制度を利用できるようになれば、金銭面で親孝行をすることもできます。
入学前から奨学金のこと…?と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、奨学金制度について知っておくことはとても大切な事なんです。
卒業まで3年間に必要な学費はいくら?
卒業するまでの3年間で、一体いくらかかるのか調べました。3年間の授業料以外にも、教科書代や制服・体操服など色々なものがかかってくる可能性があります。あくまでも学費の目安として、ご覧ください。
①1年生の場合
- 入学手続きの費用:252,000円
- 授業料などの費用:436,200円
合計:688,200円
②2年生の場合
- 授業料などの費用:436,200円
- 研修旅行(グローバルコース):約300,000円
- 研修旅行(グローバルコース以外):約130,000円
グローバルコースの場合の合計:約736,200円
グローバルコース以外の場合の合計:約566200円
③3年生の場合
- 授業料などの費用:436,200円
合計:436,200円
北海学園札幌高校の制服は色んなパターンの制服が用意されていて、その組み合わせによって値段が変わります。また、コースによって教科書代も変わってくるので、それについては一概にいくらとは言い切れません。
私立高校はいろんな名目を作っては請求されることもあるので、不安な方は学校説明会やオープンキャンパスなどでしっかり確認することをおススメします。学校説明会やオープンキャンパスに、進んで参加しましょう。
学生寮に入寮すると別途必要な費用は?
北海学園札幌高校は、学生寮自体がありません。そのため学校の近くにある学生寮に入り、学校へ通うことになります。ここでは食事つきの学生寮を、一部ご紹介します。自分のニーズに合った学生寮を、ぜひ見つけてください。
JAドーミー平岸
館長・寮母さんが常駐していて、朝夕2回の食事を毎回手作りしている心温かい学生寮です。学校へは、徒歩12分くらいで行くことができます。詳しくは、コチラ
所在地:〒062-0932 北海道札幌市豊平区平岸二条6-2-25
- 家賃:79,800円(食事つき)
- 男女ともに、入居できます。
- 礼金は、3年間の場合150,000円
- 敷金は、50,000円
- 管理費は、水道込みで年間194,000円
- 通信設備料(ネット代含む)は、月に3600円(税別)
ドーミー豊水
館長・寮母さんが常駐していて、朝夕2回の食事を毎回手作りしている心温かい学生寮です。学校へは、自転車を使うと8分くらいで行くことができます。詳しくは、コチラ
所在地:〒064-0807 北海道札幌市中央区南7条西2-2-15
- 家賃:79,800円(食事つき)
- 男女ともに、入居できます。
- 礼金は、3年間の場合150,000円
- 敷金は、50,000円
- 管理費は、水道込みで年間194,000円
- 通信設備料(ネット代含む)は、月に3600円(税別)
パレノールタッセイ1番館・2番館
1年ごとの契約になる学生寮で、2017年にリニューアルされ2ドアの冷蔵庫付きと設備が良いんです。学校へは、電車で8分ほどで行くことができます。館長・寮母さんが常駐していますが、食事代と家賃は別々になりますので注意してください。詳しくは、コチラ
所在地:〒001-0014 北海道札幌市北区北十四条西3丁目1-27
- 家賃:24,000円~37,000円(部屋の広さによって異なるり、家電家具付き)
- 食事代は、月24,000円(税別)
- 男女ともに、入居できます。
- 礼金は、1年契約で80,000円
- 敷金は、20,000円
- 管理費は、年間96,000円
- インターネット代は、個別に契約。町内会費入ってから、100円。
- 水道代は、月に2315円(税別)
家賃を含め金額は色々ありますが、どこがいいのか悩んでしまうことってありませんか。食事つきだったり館長や寮母さんがいらっしゃると、学生はもちろん親としても安心できます。それに他の学生がいるとコミュニケーションもとれるし、楽しい寮生活も送れるので高校生活がかなり充実することは間違いないですね。
まとめ
- 入学手続きの諸費用は、252,000円です。
- 毎月の諸費用(授業料・諸費用)は4月のみ42,400円ですが、それ以降は35800円。1年時の合計は、入学手続きと合わせて436,200円です。
- 月々の授業料の支払いを軽くする場合、市役所では『高等学校等就学支援金制度および、授業料軽減補助制度』、学校側では奨学金制度というものがあります。
- 『高等学校等就学支援金制度および、授業料軽減補助制度』は所得に応じて、毎月支給される金額が異なります。(年収910万円以上の世帯は、支給されません。)
- 北海学園札幌高校で用意されている奨学金制度は、推薦入試や一般入試など条件によって受けられる内容が異なります。
- 高校3年間に必要な学費は、1年生の場合は688,200円です。2年生の場合はコースによって違いますが、グローバルコースでは約736,200円・グローバルコース以外では約566,200円です。3年生では436,200円ですが、あくまでも目安です。
- 学生寮に入る場合は寮によって値段設定が異なるため、詳しい金額や内容に関しては確認が必要です。食事に関しては、食事付きのところとそうでないところがあります。
実際に高校へ通うとなるとどのくらいの費用がかかるのか、ご理解いただけたと思います。
学費についての問題をうまく解消すべく、国の制度や学校独自の奨学金制度をうまく利用していきたいですね。そして、ご両親に感謝しながら3年間の高校生活をぜひ楽しんでいただきたいです。
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