こんにちは!札幌高校進学ナビゲーターのさっしんです。
札幌創成高校には4つのコースがあります。総合コース、グローバルラーニングコース、アドバンス特進コース、S選抜コースです。コースによって偏差値と合格ラインも違うようです。調べてみました。
札幌創成高校 総合コースの偏差値・合格ライン・倍率は?
私立高校の受験には、推薦入試、専願入試、一般入試の3つの方法があります。
専願入試は一般入試より合格ラインが低く設定されています。専願入試は、他の高校は受けないで札幌創成高校一本受験ということなので、入学したい志を考慮してくれるんですね。一般入試で点数を取ることに不安がある場合は、専願受験をするのがおすすめです。
札幌創成高校の総合コースの偏差値は40です。
2019年の合格ラインはこちらです。
種類 | 内申ランク | 内申点 |
推薦 | G | 176 |
単願 | H | 156 |
一般 | H | 156 |
参考 札幌家庭教師シニア
総合コースの受験科目は3科目、他のコースは5科目なので、札幌創成高校の中で総合コースは最も挑戦しやすいコースと言えそうです。
2019年の一般入試の結果はこちらです。
定員不明・全コースで305人 | 受験者654人 | 合格者657人 |
参考 北海道学力コンクール
札幌創成高校では、受験者がアドバンス特進コース・グローバルラーニングコース・S選抜コースの合格基準を満たしていなかった場合、他のコースで合格になる場合があります。安心して受験することができますね。
受験者654人よりも合格者が657人と多くなっているのは、受験者がA特進・GL・S選抜コースのその他のコースの合格基準を満たしていなく、総合コースで合格になったと考えられます。
札幌創成高校の一般入試倍率は非公表です。受験者654人のうち600人が総合コースに合格して、残り57人の合格者は他のコースから回ってきた合格者かもしれないので、総合コースの倍率はわかりません。
【総合コースとは?】
総合コースは、生徒の希望進路別に対応した授業やプログラムを行います。週5回6時間授業があります。就職を希望する生徒が多く、就職に力を入れています。
社会を学ぶためや就職のためにはとても良い学校だとおもいます。就職のために多くの資格が取れるような授業をしていますし、就職相談もとても親切です。
引用 みんなの高校情報
総合コースの就職率は高く、2017年3月の就職決定率は100%でした。札幌市職員や北海道警察などの公務員や、北海道銀行JR北海道などの北海道内大手企業に就職をしています。先生の指導が熱心なんですね。
また、札幌創成高校は部活動に力を入れていて、総合コースは強化指定部活への入部ができます。強化指定部部活とは、野球部・陸上部・女子バスケットボール部・サッカー部・吹奏楽部のことで、全国大会出場を目指して練習に励んでいます。
総合コースでは部活動や生徒会活動や学習と両立しながら希望進路を目指します。
札幌創成高校 グローバルラーニングの偏差値・合格ライン・倍率は?
グローバルラーニングコース(GLコース)の偏差値は50です。
2019年の合格ラインはこちらです。
種類 | 内申ランク | 内申点 |
推薦 | E | 216 |
単願 | G | 176 |
一般 | F | 196 |
参考 札幌家庭教師シニア
2019年の一般入試の結果はこちらです。
定員不明・全コースで305人 | 受験者65人 | 合格者63人 |
参考 北海道学力コンクール
札幌創成高校の一般入試倍率は非公表です。GLコースの倍率はわかりません。
【GLコースとは?】
GLコースは、海外留学や英検一級取得を目指し、英語教育に力を入れています。プレゼンテーションや暗唱、資格取得、語学研修などを通して実用的な英語を学びます。卒業後は海外大学への進学や留学をする生徒もいます。
高校独自のタブレット学習を導入し計画的な学習をサポートしています。週5回6時間授業+7時間授業、月3回土曜日の2時間授業があります。強化指定部活に入ることも可能です。
GLコースはお金がほかのコースよりかかる分、英語が必ずと言っていいほど話せるようになりますし、
創成はすごく環境が整っていますから、楽しい高校生活を送れると思いますよ!
引用 高校受験ナビ
必ずと言っていいほど話せるようになる、と言い切ることができるくらい英語漬けの日々なのでしょうね。実用席な英語を学ぶにはお金がかかりますが、GLコースは希望の進路へつながる最善の方法と言えそうです。
札幌創成高校 アドバンス特進コースの偏差値・合格ライン・倍率は?
アドバンス特進コース(A特進コース)の偏差値は50です。
2019年の合格ラインはこちらです。グローバルラーニングコースと同じです。
種類 | 内申ランク | 内申点 |
推薦 | E | 216 |
単願 | G | 176 |
一般 | F | 196 |
参考 札幌家庭教師シニア
2019年の一般入試の結果はこちらです。
定員不明・全コースで305人 | 受験者537人 | 合格者547人 |
参考 北海道学力コンクール
受験者537人よりも合格者が547人と多くなっているのは、受験者がA特進より上のコース、つまりS選抜コースの合格基準を満たしていなく、A特進コースで合格になったと考えられます。
札幌創成高校の一般入試倍率は非公表です。GLコースの倍率はわかりません。
【A特進コースとは?】
A特進コースは、国公立難関私立大学を目指し学習に力を入れています。高校独自のタブレット学習を導入し計画的な学習をサポートしています。週5回6時間授業+7時間授業、月3回土曜日の2時間授業があります。
強化指定部活に入ることができ、全国大会出場を目指しつつ難関大学合格を目指す部活と受験の両立を目指す生徒も多いようです。
特進クラスでサッカー部や野球部などの強化指定部活に入ってる人も沢山います。ですが、特進クラスにいる限り勉強との両立を先生からすごく求められるので、ある程度両立できないと難しいと思います。
引用 高校受験ナビ
「大学へ進学したいけど部活も頑張りたい」という高校生は多いのではないでしょうか。文武両道は多くの高校生の悩みの種だと思います。A特進コースなら部活と受験の両立も叶いそうですね。
札幌創成高校 S選抜コースの偏差値・合格ライン・倍率は?
S選抜コースの偏差値は57です。札幌創成高校の中で最も偏差値の高いコースです。
2019年の合格ラインはこちらです。
種類 | 内申ランク | 内申点 |
推薦 | C | 256 |
単願 | D | 236 |
一般 | D | 236 |
引用 札幌家庭教師シニア
2019年の一般入試の結果はこちらです。
定員不明・全コースで305人 | 受験者139人 | 合格者127人 |
参考 北海道学力コンクール
札幌創成高校の一般入試倍率は非公表です。S選抜コースの倍率はわかりません。
【S選抜コースとは?】
S選抜コースは、超難関医学部を目指します。1年時から入りたい大学を意識した学習に取り組み、勉強合宿を実施しています。週4回7時間授業+月3回土曜日に4時間の学習時間があります。サッカー部と野球部以外の強化指定部活に入ることはできますが、勉強との両立は大変かと思います。
S選抜はもともと国公立大学や難関私立大学を目指すコースなので、狙うことは可能だと思いますが、それなりの努力が必要なことはどの高校も変わりません。自習室をほぼ毎日開放しているので、そこで地道に努力すれば合格も出来るはずです!
引用 高校受験ナビ
学校に自習室があるのは嬉しいですね。私立高校ならではの充実した施設です。
【札幌創成高校の受験倍率】
札幌創成高校の全コース合わせた募集定員は305人です。コースごとの志願者は公表されていませんが、
北海道学事課で各高校の志願者数が公表されるので、そこから受験倍率は知ることができます。
2019年の受験では、305人の募集定員に対し1843人志願、倍率6倍でした。2018年の受験では倍率5.2倍でした。
私立高校の一般入試は、公立高校との併願受験者で公立高校を選ぶ合格者が多く出るので、それを見越してある程度幅をとって多くの合格者を出します。
【コースの変更はできるの?】
受験時と2学年進学時の2回選択することができます。2学年進学時の編入は成績次第ですが、違和感を抱えたまま学校生活は送りたくないものです。がんばりましょう。
まとめ
- 総合コースの偏差値は40
- グローバルラーニングコースの偏差値は50
- アドバンス特進コースの偏差値は50
- S選抜コースの偏差値は57
- 最も合格ラインが高いのはS選抜コース、低いのは総合コース
- 札幌創成高校全体の倍率は、2019年は6倍、2018年は5.2倍
- 私立高校の一般入試は、公立高校の滑り止め受験者もいるのである程度多めに合格者を出している
札幌創成高校は、独自のタブレット学習を取り入れていて自分に合った学習ペースをつかみやすいと言えます。自習室があり、私立高校ならではの充実した施設環境が揃っています。
希望のコースへ入学して、希望の将来へ進めますように。
この記事へのコメントはありません。