こんにちは!札幌高校進学ナビゲーターのさっしんです。みなさんは受験する高校はすでに決められていますか?
ちなみに決められたという方はどのように志望校を選ばれましたか。自分のレベルに見合った偏差値の高校を無難に選んだという方もいらっしゃるのではないでしょうか。
高校によって校風や特色は違ってきます。自分の受験する高校がどんな学校なのか、実際の評判はどうなのかを、事前に調べておくことはとても大切です。
今回は札幌創成高校の口コミでの評判を調査しました。校風や特色も併せて確認していきますので、創成高校の受験を視野に入れている方はぜひともご一読ください。
札幌創成高校の校風・特色や評判は?
まずは札幌創成高校の校風について確認していきましょう。
【札幌創成高校の校風】
校風とは、その高校の雰囲気のことです。でも雰囲気なんて言われても抽象的でわかりにくいですよね。なので「要するに札幌創成高校ってどんな学校なの?」ってことについて、いろいろと探ってみたいと思います。
まずは札幌創成高校の校長先生がどんなお考えを持っていらっしゃるのか、そのあたりから見ていくことにしましょう。校長先生の教育方針を確認していくことで、その高校がどのような目的意識をもっているのかが分かってきます。
<札幌創成高校 校長先生の教育方針>
こちらが札幌創成高校の細野校長先生です。優しそうな校長先生ですね。細野校長は札幌創成高校のモットーは「Try!」だと仰っています。Tryは訳すと「試す」「努力する」「やってみる」となりますよね。
ですが札幌創成高校はもともと「開拓者の精神」を建学の精神として設立された学校。Tryには「いつの時代であっても困難に屈せず未来を切り拓いていく」という建学精神に由来した意味が込められているのだそうです。
これからはグローバル化、AI化、IT技術化がますます進み、社会全体が著しく移り変わっていくと言われています。その社会の変化に対応し、なおかつ活躍できる人材を札幌創成高校は育てていこうという考えです。
なるほど、校長先生のお考えは何となくわかりましたね。では次に、札幌創成高校の校訓について確認してみることにしましょう。
<札幌創成高校の校訓>
- 寛而栗(かん にして りつ)
- 直而和(ちょく にして わ)
- 恵而信(けい にして しん)
こちらの3つが札幌創成高校の校訓となります。校訓というのは「学校独自の教育方針」という感じでしょうか。
いきなり小難しい言葉が並べられて唖然とされたかもしれませんが、創成高校の校訓は、中国最古の歴史書のなかの言葉から使われているものも含まれているんです。
はじめの「寛而栗」は寛容にして1点だけは厳しさを持ちましょうという意味です。これは「人にやさしく己に厳しく」ということ。
2つ目の「直而和」は常にまっすぐ素直に周りと仲良くしましょうという意味になります。3つ目の「恵而信」は周りを慈しみ信頼をもって接していきましょうという意味です。
慈しむとは愛するということ。信頼は信じるということですね。札幌創成高校の校訓は自分には厳しさをもってさまざまなことに励み、周りには優しく助け合いましょうという校訓になっています。
「教育方針」「校訓」なんてお堅い言葉を聞くと、実際の学校の雰囲気というのはちょっとイメージしにくいでしょうか。
でも札幌創成高校では、先生方が率先してTryの精神、校訓の精神で学校づくりに臨まれているように感じます。創成高校の在校生からも卒業生からも「先生が熱心」「優しい」「先生と生徒の仲がいい」といった声が上がっていて、その数の多さにはちょっと驚いてしまうほどなんですよ。
先生がしっかりと生徒の力になってくれるのだそうで、生徒からの信頼の厚さが伺えます。先生と生徒の距離が近く、将来について一緒に考えていける。そんな学校の雰囲気が伝わってくるような気がしませんか。
【札幌創成高校の特色】
では、もう少し具体的に高校生活をイメージしていただけるよう、次は札幌創成高校の特色についてお話してみたいと思います。
学校の特色とは、他の学校とは違うその学校ならではの特徴のこと。オリジナルカラーと言ったりもしますね。果たして札幌創成高校の特色はどのようなものがあるのでしょうか。いくつかピックアップしてみましょう。
<特色①明るい校舎>
札幌創成高校の校舎の色は明るいイエロー。黄色の校舎ってかなり珍しいですよね。まさにオリジナルカラーとなっています。実際、創成高校の話題になれな「あの黄色い学校ね」と言われるほどだとか(笑)
北海道は冬になると毎年雪が積もります。あたり一面銀世界になるんですが、そんな中でもひときわ目立つ校舎となっていますので、遠くからでも「あっ、あそこに札幌創成高校があるな」と一目でわかりますね。
ちなみにこのイエロー、目立つことが目的なわけではなく、「菜の花が土から顔を出すイメージ」でやはり開拓者魂を表現しているんだそうです。
もちろん、札幌創成高校の特色は見た目だけではありません。教育システムにも大きな特徴があるんですよ。
<特色②SOSEIシステム2.0>
札幌創成高校と言えば「SOSEIシステム2.0」を導入していることも特色の1つ。SOSEIシステム2.0は札幌創成高校が独自に取り組んでいる教育システムのことです。
2020年度から大学入試制度が大幅に変わっていくと言われています。どのように変わっていくかというと、これまでの暗記中心の知識重視型の試験内容から、思考力、主体性を含めた総合的な試験内容に変化していくのだそうです。
新しい大学入試に対応することはもちろん、就職してからも社会の変化に柔軟に対応していくことができるように個々で考え独自に必要なことを学習していくことができるような教育システム。それが「SOSEIシステム2.0」なんです。
この、SOSEIシステム2.0の教育システムにはいろいろなプログラムが用意されていますので、いくつかご紹介させていただきますね。
○ステップアップタイム
札幌創成高校では、入学時・進級時に担任の先生が生徒全員を対象に面談を実施し、個々の目的意識を確認していきます。そしてその目的に応じて学習内容をプランニングしていくんです。
このプランニングに沿って放課後などを活用しながら学習を効率的に進めていくプログラムがステップアップタイムとなっています。
○トライアルファ
トライアルファでは第1、3、5土曜日に4時間授業を実施。ステップタイムアップの学習に取り組んだり、進路イベントや模擬試験などにも取り組んでいきます。それによって更なる学力アップを目指していくプログラムです。
土曜日に4時間授業はかなりきついものになりそうなイメージがありますが、各週となっているため、休息や部活動にも取り組める配慮はしっかりされているんですよ。
トライアルファに取り組むことで目に見えて学力も上がり、自信にもつながっていきます。先生方の関わりが熱心なことも手伝って、生徒さんの方でも進路については手応えを感じている方が多いようです。
<特色③札幌創成高校グラウンド・室内練習場>
札幌創成高校は勉強だけではありません。部活動にも力を入れているんです。どのようにかと言いますと、写真で見ていただければわかるように、とにかく設備がすごい。
札幌創成高校には高校の敷地内にある第1グラウンドの他に、それはそれは立派な第2グラウンドがあるんです。人工芝のきれいなサッカーコート、陸上用のコース、夜間照明完備もあり、暗くなってからの練習にも対応できます。また、雨や雪の日でも練習に励むことができるように室内練習場も用意されているんです。
その他にも武道場や料理室などもあり、剣道部や家庭部などが活動できるように環境が整っています。当然ながら学校の設備に関しての生徒さんの満足度は総じて高いです。勉強だけではなく、部活動にもしっかり取り組めるような配慮がある高校となっているんですね。
さて、ここまで札幌創成高校の校風・特色についてご紹介してきましたが、やっぱり実際の評判をもっと詳しく知りたい!と思っている方も多いはず。そんなあなたのために、創成高校の掲示板をくまなくチェックしてみました。
札幌創成高校の口コミを掲示板で調査!
まずは札幌創成高校の校則についてチェックしてみましょう。普通、校則は調べてみてもわかるものではないんです。それもそのはず、校則とはそこに通う生徒のためのものであり、外部に向けて発信するものではないからなんです。
しかし、そこを何とかするのが、私さっしん。といっても私がすごいわけではないんですけどね。校則の内容までは調べられませんが、口コミ掲示板を見てみることで高校の校則の内容が厳しいものなのか何となく見えてくるんです。
では、さっそくチェックしてみましょう。
【札幌創成高校の校則についての口コミ】
- 頭髪身だしなみ点検
別にルールを守ればなんともないんですが「○日に点検します」っていってるのきちんと整えてこない人もいるのである程度厳しいです。
ただ、ちょっと髪の毛の長さに関してはさらに厳しいかな- 校則はとても厳しいです。染めたらすぐ黒染めさせられます。生活指導の先生が怖いです。スカートの長さや化粧やカラコン、ワックスなども厳しいです。携帯も電源は切るように指導されています。
- 他の高校と比べると少し厳しいと思います。携帯の持ち込みはいいのですが、校内では使えません。アルバイトも特別な理由がないとすることができません。
- 化粧禁止や、スカートは膝丈など常識的な校則ばかりで厳しいと言うほどではない。
始業式など式のある日には服装点検があるがあまり厳しくはない。
引用先:みんなの高校情報
札幌創成高校の校則を厳しいと感じている方も多いようですが、定期的な頭髪や服装点検がある程度でそこまで厳しい内容ではないようです。札幌創成高校では髪を染めたり、化粧をしていたりするのはNGとなっています。
また、それを点検するために定期的に点検がされています。髪を染めたり、化粧をしたりすることをOKとする高校はないことはないですが、ほとんどの高校が禁止されています。それもそのはず、髪を染めたり、化粧をしたりすると授業に授業に支障をきたす場合があるからです。
例えば、水泳の授業。ワックスや化粧が落ちるのが嫌だからとプールに入ることができないという生徒が出てくるかもしれません。化粧などは気になるとおなおしにも時間がかかり授業に遅刻してしまうなんてことも考えられます。
また、スカートの長さは犯罪防止目的で生徒の安全のために規制されている高校が多いです。服装の乱れは精神の乱れという精神論からきている校則もありますが、札幌創成高校の校則の場合、携帯の持ち込みは許可されていますし、アルバイトもきちんとした理由があれば許可される場合もあるようですから生徒のことが考えられた校則になっているのではないかと思います。
では、その他の評判についても口コミ掲示板をチェックしていきましょう。まずは設備についてです。
【札幌創成高校設備についての口コミ】
- 石狩グラウンドという土地も持っていますし、かなり充実しているとおもいます。
- 学校の図書室とかの進路の本や資格の本が充実していたりときちんと目で見てわかるようにお金を使ってるあたりもいいよね
- 図書館は広く多くの本を所有していますし、頼めば新しい本もいれてもらえます。
引用先:みんなの高校情報
札幌創成高校はグラウンド設備も充実しているということは少し前にお話ししましたが、図書室もすごいんですね。進路や資格の本が充実しているのも受験生にとっては助かります。また、必要な本を頼めば入れてもらえるのもうれしいです。
生徒のことが考えられているあらわれなのだと思います。
【札幌創成高校学習・進路についての口コミ】
- 自習室などもあり私立ならではの充実した校舎です。
- 高校で勉強をしたいと思っている学生にはとてもいい高校だと心から思っています。
- 就職コースを選ぶと就職率は高いです。教師が熱心に就職活動を手伝ってくれます。進学も大学進学率はたかいほうだとおもいます。
引用先:みんなの高校情報
札幌創成高校では学習するための実習室もあり、勉強に集中できる環境が用意されています。また、勉強をしたい方、就職をしたい方の希望を叶えるために先生も力を入れて指導に当たってくれているようです。
札幌創成高校は勉強だけではなく、部活動にも集中して取り組める環境が整えられており、先生もそれを全力でサポートしてくれる体制がとられているようでした。校風のところでもお話ししましたが、「Try!」をモットーにしている札幌創成高校の取り組みが成果としてあらわれている結果だと思います。
うーん、有言実行。もはや、すごいとしか言えません。
まとめ
- 札幌創成高校の校風は「Try!」をモットーに、これからの社会のさまざまな分野で幅広く活躍できるような教育によって、自分でも取り組んでいくことはもちろん、周りとも協力し合って取り組んでいくというものになっています。
- 札幌創成高校の特色は珍しい黄色い校舎をはじめ、SOSEIシステム2.0で独自の教育システムを取り入れています。また、勉強だけでなく、第2グラウンドがあるなど部活動にも力を入れて取り組めるといった特色があります。
- 札幌創成高校の校則はそれほど厳しいものではなく、生徒のことを考えた内容となっています
- 札幌創成高校の口コミ情報をチェックしてみると勉強はもちろん、部活動にも力を入れているといった評価のものが多く、札幌創成高校が目指しているものが成果として現れていました。
札幌創成高校のいろいろを調べてご紹介させていただきましたが、さまざまなことに「Try!」しているとれも素晴らしい高校ということが分かりました。高校によって取り組みはさまざまです。あなたにとって将来の夢に向かって「Try!」できる高校をぜひとも見つけて下さいね。
お付き合いありがとうございました。
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