英藍高校の全日制普通科単位制とは?選択教科が豊富で楽しい?

こんにちは、札幌進学ナビゲーターのさっしんです。

北海道札幌市にある北海道札幌英藍高校は「文武両道を目指す高校」ですが、実は全日制普通科単位制というちょっと聞きなれない授業形態をとっています。

それぞれ「全日制」「普通科」「単位制」なら何となくわかると思いますが、「全日制普通科単位制」になると何?と思ってしまう人も多いと思います。

今回は、英藍高校の「全日制普通科単位制」について調べて見ました。

英藍高校の全日制普通科単位制度とは?

名前の通り「全日制」「普通科」「単位制」の3つの特色を合わせたシステムです。

まず、全日制、普通科、単位制と別々にみていきましょう。

【全日制とは?】

全日制とは、小学校や中学校と同じように朝登校してお昼をまたぎ夕方に帰る、一般の学校のことです。

ほとんどの学校がこの全日制なので皆さんにも身近でよくご存知だと思います。

「全日制」以外では、午前中だけや午後から登校などの「フレックス制」、夕方から夜にかけて授業がある「定時制」、登校日だけ学校に行って普段は家で学習する「通信制」などがあります。

【普通科とは?】

普通科とは、授業の内容のことです。

普通科では、国語・地理歴史・公民・数学・理科・英語・保健体育・家庭・芸術・情報などの他に総合的な学習の時間・課外活動などを学びます。

この普通科で学ぶ科目は、文部省によってきめられているので決められた単位を取得して初めて卒業できます。

この普通科に対して、工業高校や商業高校などは専門科といいます。

専門科では、専門的な分野を学ぶため高校卒業のために必要な「必須科目」以外は専門的な教科を学ぶことになります。

例えば、「建築科」なら設計や大工技能、建築法規など「情報科」ならシステム設計、情報コンテンツ制作などといった感じです。

【単位制とは?】

一般に「全日制普通科」といわれているところは、「学年制」を取っています。

「学年制」とは、学年ごとに1年間に学習する科目と単位数が決まっていて、1年間で学習した科目の単位が取れれば、1学年から2学年、2学年から3学年と進級するこができます。また、3学年の単位が取れれば卒業ができるということです。

これに対して「単位制」というのは、学年ごとの進級認定がなく、3年間で決められた単位数を取ることで卒業することができます。

ですから、例えば、ケガや事故、病気などで長期入院してしっまた場合、「学年制」では1年間の単位が足りなければ留年になってしまいますが、「単位制」なら進級して進級した学年で足りなかった単位を取り3年間で卒業することも可能になります。

引用:北海道教育委員会

【英藍高校の全日制普通科単位制の特色】

ここまでで大体わかったとは思いますが、「全日制普通科単位制」とは、

  • 小中学校と同じように「朝、登校して夕方、下校」
  • 授業は、中学校と同じような科目
  • 3年間で規定の科目の単位を取れば卒業

英藍高校でも、朝8時40分頃から午後4時頃まで授業があって、国語や英語、数学、地理歴史、公民、理科、保健体育などを中心に普通教科を学びます。

さらに、英藍高校では現在70科目を超える数の選択科目があり、生徒の興味・関心や進路希望などにできるだけ対応できるのが特色です。

たくさんの選択科目があると当然、担当する先生が必要になります。ですから英藍高校は、通常の普通科よりたくさんの先生がいます。

先生の数が増えた為、生徒の学習の具合や進路希望にあわせて少人数授業や習熟度別授業などの学習指導を行っているのも特色といえるでしょう。

他にもたとえば「数学Ⅱ」の教科は、

  • 基礎的な内容を中心に学ぶコース
  • 標準的な内容を学ぶコース
  • 発展的な内容を学ぶコース

など、学習内容を目的に合わせてコースを選択できるなど単位制の長所を生かせるように様々な工夫をしています。

2年生より選択科目が豊富で楽しい?

英藍高校では、1年生授業科目中学校の時とほとんど一緒で、クラスごとにで授業を受ける科目がほとんどになります。選択科目は、芸術分野の音楽、美術、書道から1科目選択するだけです。

2年生になると現代社会、体育、保健以外は選択科目の授業に、3年生になると、体育以外は選択科目になります。

ほとんどの科目が選択になる2年生、3年生は、70科目を超える科目から「自分で選べる」というのがとても楽しそうですよね。

「自分で選べるから嫌いな教科は取らなくていいよね」

「好きな教科だけ勉強すればいいのでしょう」

「〇〇ちゃんと同じ科目にしよう」

そう思っている方もいるかもしれません。でも、ちょっと待ってください。本当にそれでいいのでしょうか?

高校を卒業したらどうしますか?進学?就職?どんな職業につきたいですか?

そうです、将来の目標によって進む道が違います。大学受験や就職などで必要な科目も違って来るのです。

【楽しいだけではありません】

楽しく高校生活を送るのもとても大切だと思います。

中学生とは違い、バイト(英愛高校はバイト許可が必要)をしたりすることもあるでしょう。また、バスや電車で通学したり、違う市から通うお友達と触れ合ったり今までできなかったことができるようになる貴重な3年間です。

でも、自分の人生を決める大切な3年間でもあるのです。「将来の目標によって進む道が違うから、必要な科目も違う。」ので、楽しさだけを求めて科目を選択してはいけません

英藍高校では、1年生のうちに2年生なったときに学習する選択科目を決めなければなりません。

ですから、入学当初から自分の将来を考えてどんな高校生活を送るか、どんな勉強をしたらよいのかしっかりとを考えることが大切です。

「教師になりたい!」「医者になりたい!」「建築家になりたい!」など将来の目標がはっきりとしている方は問題ありません。目標の実現に必要と思う科目を選べばいいのですから。

でも、「そうはいってもね~」というのが多くの方の本音ではないでしょうか?

なんとなく「大学に行きたい」と思っている方は、科目を選ぶのがとても大変です。なにしろ、英藍高校の選択科目は現在70科目を超える科目があるのです。

【科目選択のために宿泊研修】

英藍高校では、宿泊研修(2泊3日)で選択科目についてのガイダンスがあります。

何しろ選択科目が70科目以上あるのですから、1~2時間程度では科目の説明すら終りません。

そこで、以前は6月に実施していた宿泊研修を4月に行っています。

宿泊研修の中で、科目ごとにまとめてある「科目選択ガイドブック」を使って、科目の内容を確認し少しでも早く単位制について理解できるようにしているそうです。

もちろん、宿泊研修は科目選択の説明だけで終わりではありません。

学校生活のきまり、予習や復習、家庭学習の仕方などを学んだり、クラス役員選出や校歌練習、クラス対抗長縄跳びなどを通してクラスの親睦を深められるようにしています。

【将来についてしっかり考えよう】

宿泊研修が終わってからは「自分の将来」「どんな職業に向いているのか」など、「どんな目標に向かって進めばいいのか」を考えます。

高校1年生の時点で将来の目標が決まっている人は、まだまだ少ないでしょう。そのため英藍高校では、生徒が自分たちでグループごとに色々な企業を調べ発表するキャリアプロジェクトを定期的に行っています。

例えば「一人暮らし」について部屋の探し方から具体的に1か月にかかる費用などを企業の方が話してくれるセミナーを開いたりと、職業や企業について知ることができる機会を作っています。

目標が決まれば、あとはその目標実現のためにどんな科目を選択するかを考えることができます。

その上で、選択科目についての説明会があったり、担任の先生と面談したりと科目選択するまでにしっかりと相談できます。

2年生と3年生のときに選択したい科目をリストアップして、保護者や先生と相談して最終敵に科目を選択します。

まとめ

  • 全日制普通科単位制とは、小中学校と同じように「朝、登校して夕方、下校」で、授業は中学校と同じような科目を学び3年間で規定の科目の単位を取れば卒業できる学校
  • 英藍高校では、1年生の時は選択科目は芸術分野の音楽、美術、書道から1科目選択しかできない
  • 英藍高校で、2年生になると現代社会、体育、保健以外は選択科目の授業に、3年生になると体育以外は選択科目になる
  • 英藍高校の選択科目は、現在70科目以上ある
  • 自分に必要な科目を選択するために、宿泊研修や説明会などを通して目標を定めなければならない

2年生からの選択科目が多いので、好きな科目を選んで楽しく高校生活を送ることもできるでしょう。進路実現には効率的だともいえます。

でも、3年間の高校生活は思っている以上に早く過ぎてしまいます。自分に必要な科目を見極めて選択することが大切だと思います。

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