附属高校の特徴とは?偏差値が高い高校が多い?倍率や人気がある?

皆さんこんにちは。札幌高校進学ナビゲーターのさっしんです。この記事では附属高校についてご紹介していきます。

附属高校って聞いたことあるけどあまり知らない。特徴って何?偏差値は高い?倍率と人気は?そんな疑問に答えていきます。

附属高校の特徴とは?

附属高校の特徴とは何か。これを説明する前にまず附属学校とはなんぞや?について説明させていただきます。

附属学校とは、一般に国公立や私立の大学などに附属している学校のことです。つまり大学とセットで設立、併設されている学校のことだと思ってください。セットなので経営母体が同じというということです。

主な特徴としては、

  1. 高校から大学への進学が一般と比べてしやすい。
  2. ある程度の大学進学が保証されているので受験勉強へのプレッシャーがないのであなたのしたいことに集中できる。
  3. 附属大学への進学を前提としたカリキュラムが組まれている。
  4. 一般高校と比べて授業料が高い傾向がある。
  5. 学部が選びやすい。

などがあります。それぞれ詳しく見ていきましょう。

(1)大学進学がしやすい

まず、付属高校は他の一般高校と比べて大学進学が比較的しやすいという大きなメリットがあります。

附属高校は、その併設する大学への進学を視野に入れています。そのため、よっぽど成績に問題がない限り、大学に進学できなくなるという心配が一般より極めて小さくなります。

(2)やりたいことができる

普通、大学進学を考える場合はそのための受験勉強をしなければいけませんよね。「何を当たり前なことを言っているんだ」と思われるかもしれませんが、実は付属高校に限ってはこの受験勉強というプレッシャーが小さくて済むんです。

先ほど、『付属高校は併設大学への進学を視野に入れている』と述べました。これは簡単に言うと、『併設大学へ推薦してくれる』ということなんです。つまり、ほぼ進学先が確約されているのと同じですね。

受験勉強は人生のターニングポイント、そのプレッシャーは計り知れません。受験のプレッシャーを考えなくてもいい分受験勉強以外の勉学に取り組むなり、学外の習い事に取り組むことができたりします。

附属高校への進学を考えている方はこれをメリットととらえている方が多いようです。

(3)進学に合わせたカリキュラム

3つ目のメリットは、附属大学への進学を前提としたカリキュラムが組まれていることです。付属高校は、併設大学と経営母体が同じなので、大学に合わせたカリキュラムを受けることができます。

教育の提携ができているからこそ進んだ教育や勉学ができたりと学力面での大きな期待ができるのです。

(4)授業料が高い

ここまでで、付属高校はメリットしかない!と思ってしまうかもしれませんが、もちろん何事にもデメリットは付き物です。では、そのデメリットとは一体なんなのかというと、付属高校は一般校と比べて授業料が高くなる傾向があるということです。

というのも、附属高校は大学へ進学しやすく、その大学進学という保険があるだけに学費は高めです。

制服代、教科書代、定期代…高校生の必要経費としてもお高いです。学校によっては学校指定の刺繍が入ったものを購入しなければいけないところもあるので、入学を検討する場合は必要経費も考えなくてはいけません。

(5)学部が選びやすい

付属高校を受験するもう一つのメリットとして、学部が選びやすいというのがありす。これは、例えば一般の大学を受験して法学部を受ける生徒がいたとします。合格を狙うなら、ほかの学部よりもきっと偏差値が高いでしょうね。

その場合、法学部への合格は険しい道となります。結果、「法学部に合格できず、別の学部にしか合格できない」ということが起こる可能性がでてきますよね。

しかし一方で、附属高校で併設大学を受験する場合、高校3年生の時に大学の希望学部を申請します。もしその希望学部が「人気」で「偏差値が高い学部」であっても、学校の成績がある程度あればそのまま申請が通ることもあるのです。

【付属高校はエスカレーター式とは限らない?】

このように、附属校は一般校と比べて大学受験への心配が大幅に少ないです。そのため、「エスカレーター式で大学へ進学できる!」というイメージがあります。…が!実はそれは過去の話。最近では必ずそうであるとは限らないようです。

勉強での成績が芳しくない、イマイチな方などはもちろん内部進学の推薦がもらえなくなるケースがあります。やはり、“入学して無条件での進学”なんてそう甘くはいかないみたいですね。

これは国立の付属高校も同じで、多くの学校がエスカレーター式に進学できるとは限らないようです。

附属高校は併設大学への進学がしやすい分、当然そのための一定以上の成績が必要、また他大学への進路変更などが難しいというデメリットがあります。

大学への進学は基準を満たして卒業できれば入学できますが、これが結構厳しくまた年々難易度が上昇しています。中には補修のために塾に通う子もでているとか。

受験するために塾に通うわけではないので個別か家庭教師を雇うなどしなくてはいけないのです。

【進学妨げの理由のひとつは“定員厳格化”】

附属高校がエスカレーター式で進学できなくなってきた理由は、もうひとつあります。それは、政府が政策を行った「定員厳格化」が挙げられます。

定員厳格化とは文化省が東京23区の私立大学に対し、学区内に学生が集中するのを防ぐために行った政策です。

それが受験生、高校側、大学側に大きな影響を与えています。私学助成金というのが交付されており、大学側、受験者に影響が出てきているのです。

その私学助成金の交付条件が厳しくなったため、入学定員に対する入学者数の割合を大学側は抑える必要が出てきました。

またこの基準が年々厳しくなっており、各大学はこれを基準内に抑えるべく奮闘しています。入試は年々難易度が上がり、少子化なのにサバイバルレースのような状況に陥っています。

その結果、定員数に抑えるためある程度学力がある附属校生徒ではないと進学できなくなってきているのです。

偏差値が高い高校が多いイメージ?

附属高校へ進学すると、

  • 中学受験の段階で将来の進路が決まる。
  • エスカレーター式で進学できるので勉強をしなくなり、学力が下がる生徒が多くなる。
  • 大学によって学部の有無がある

などと一昔前までは言われていましたが、最近は附属高校への入学事情も変わってきています。

文科省は、東京都内の大学だけに入学者が集中しないよう、定員管理を強化する取り組みを行いました。それにより、合格できる人数を絞ったことで大学入学の難易度が上がってきています。

ということは、偏差値が高くなっている傾向があるということ。そのため、付属高校は偏差値が高いイメージが付き易くなっているのもあります。

また定員管理の取り組みとして学校側も学習改革を行いカリキュラムの見直しを行っています。このような学習改革を独自で行っている学校もあるため、余計に「偏差値が高い」イメージが付いているのです。

倍率や人気がある学校も多い!

学習内容などは学校により様々。学習改革を行ったことで、学校としてのブランドイメージを上げることで人気を得ているところもあります。

例えば、有名どころの明治大学では女子学生の人気を得ているとか。それにより、受験人数だけでなく偏差値、倍率も上昇傾向にあります。

そんな明治大学では、ブランドイメージ改革のために高校進学に全教科の平均点数を超えていることを条件にしています。

その条件は各学校によって異なり、英検準2級以上に合格していることを条件にしているところもあります。

倍率や人気がある附属学校は、そうした「進学校」としてのブランドイメージを作っています。これまでの付属校のイメージといえば、『大学へ安心して進学できる』というものが強くありました。しかしこれにより、『しっかりと勉強する場』というイメージに大きく変えていったことが倍率、人気が高くなっている理由のひとつでしょう。

そのブランドイメージとしての例として挙げるなら2018年の「日大アメフト部」の危険タックルについてのニュースはみなさん記憶に新しいと思います。

この報道による影響が心配されていたにも関わらずその日大の付属校の人気は衰えていません。

最近の大学入試をめぐっての状況を考えると、中学、高校のうちから「日大への進学を確保できる」というのは受験者、保護者どちらにとっても強みになります。このことからも「日大ブランド」のすごさがわかります。

もうひとつ、理由としてあげるなら「進路の保障」が挙げられます。現在少子化が進み学校数自体が少なくなっています。

そんな中で「偏差値以上の学校を選んでいけば安心なのでは?」という考えに保護者の方がいきやすくなるのは当然の流れと言えます。

附属高校は授業料が高い傾向がありますが、それを引き換えにしても進路の保障があるというのは非常に魅力的ですね。

まとめ

  • 大学をトップとして考えると運営母体が他と違い同じなのが附属校です。
  • 大学への進学が一般高校と比べてしやすくまた学費も高い傾向がある。
  • 定員数厳格化の政策もあり附属校難易度も上がってきている傾向があります。
  • 付属校は進学校としての機能も担っておりそのほとんどが大学への進学をするため偏差値が高く見えるイメージが付き易い。
  • 大学付属校への入学は受験者、保護者にとっても大きな強み、その安心感、進路の保証はとっても魅力的。

無目的、無計画、無目標で「なんとなく楽そうだから」という理由で進路先を選んでしまってはいけません。あなたの人生がもったいないです。

近い将来、そのことで大きな悩みを抱えてしまうかも知れません。それはとても悲しいことです。これからは、選んで判断する強さが必要です。社会にでて自分で判断しなければいけないことが多くなってくることでしょう。これから自分で決めていく力を少しずつ養っていきましょうね。

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