プロ棋士は進学するのか?藤井聡太棋士の学力や進学先は?

こんにちは!札幌高校進学ナビゲーターさっしんです。今回はプロ棋士進学について調査しました。

最近、注目のプロ棋士、藤井聡太さん(以下、藤井七段)の学力や進学先についても含めてお話していきます。「プロの棋士って自分とは関係のない世界の人のことでしょう」とお考えの方のいらっしゃるでしょうが、そんなことありませんよ。プロ棋士も高校に進学するんです。

どんな高校なのか気になりませんか?

 

プロ棋士は高校進学するのか?

プロ棋士になるためには、プロの予備校である奨励会に入会して、三段まで昇段し、三段リーグに参加し、そこで1,2位の成績を残せば、四段昇進し、プロ棋士になれます。奨励会に入るだけでも難しいのですが、プロになるにはさらに難しいと言われ、まさに狭き門です。プロ棋士の収入は普通のサラリーマンの年収は軽く超えています

トップ棋士になれば年収数千万以上とも言われています。プロ棋士になると年間を通して竜王戦や名人戦といった、いろいろなタイトル戦に参戦します。タイトル戦以外にも研究会に参加し、将棋の勉強をしたり、他のプロ棋士の対局解説をしたりと大忙しです。

そんなプロ棋士に中学生にしてプロ棋士になった方がなんと5人もいます。

  • 加藤一二三 九段:14歳7ヵ月
  • 谷川浩二 九段:14歳8ヵ月
  • 羽生善治 九段:15歳2ヵ月
  • 渡辺明 棋王:15歳11ヵ月
  • 藤井聡太 七段:14歳2ヵ月(最年少記録)

この5人になります。藤井七段以外の中学卒業後の進学状況はこちらになります。

  • 加藤一二三 九段:京都府立木津高校 早稲田大二文中退
  • 谷川浩司 九段:滝川高校(神戸市須磨区)
  • 羽生善治 九段:東京都立冨士森高校中退、通信制高校へ編入
  • 渡辺明 棋王:聖学院高校(東京都北区)

プロになれば将棋のタイトルや勉強でただでさえ、忙しいというのに4人とも高校進学という選択をしています。羽生九段はあまりの忙しさに途中で通信高校へ編入していますがきちんと卒業されています。では藤井七段はどうしたのでしょうか?

藤井聡太棋士の進学先は?

名人への道 藤井聡太

引用先:朝日新聞デジタル

若き天才棋士の藤井七段の進学先についてお話しする前に藤井七段についてお話していきます。

藤井聡太 七段プロフィール

大阪市内の関西将棋会館で行われている棋聖戦2次予選6組準決勝、大石直嗣七段を破って本戦となる決勝トーナメント進出に王手をかけた藤井聡太七段

引用先:楽天WOMAN

  • 生年月日 2007年7月19日(16歳)
  • 出身地 愛知県瀬戸市
  • 5歳の時に将棋をはじめる
  • 小学4年生で奨励会に入会
  • 師匠 杉本昌隆 七段
  • デビューから無敗のまま歴代最多連勝記録29連勝を更新
  • 平成30年12月12日 中学生棋士の中での通算100勝の最年少記録を、歴代最速・歴代最高勝率で更新

様々な更新記録を打ち立てています。まさに天才です。では、そんな藤井七段がどのような進路を選択したのでしょうか。

藤井七段進路の悩み

歴代の中学生棋士と同じように藤井七段も高校進学を選択し、2018年4月に高校に進学しています。進学先は在籍していた名古屋大教育学部付属中学校から、受験の必要がない付属高校です。高校進学については当時の藤井七段本人もかなり悩んだようです。

藤井四段は10月25日、高校進学を決断したことが日本将棋連盟から発表されたばかりで高校進学について「これからの3年間、将棋とは違った世界でも色々なことを吸収したい。(将棋に費やす)時間的な制約はもちろんあると思うが、その中で集中してやれば強くなれると思う」と意欲を示した。

脇謙二八段(右)に勝ち、対局を振り返る藤井聡太四段=2日午後、大阪市福島区の関西将棋会館
引用先: 産経WEST
すごく前向きな考えです。本当なら将棋に専念したいという気持ちもあったのでしょうが、将棋とは違ったことにも貪欲に吸収し、さらにはそれも含めて将棋に活かしていきたいということなのだと思います。では藤井七段が進学した高校はどんな高校なのでしょうか。
藤井七段の学力も含めてお話していきます。

藤井聡太棋士の学力はいかに?

藤井七段の学力の前に、まずは進学した高校からお話ししていきます。

【名古屋大教育学部付属高校について】

藤井七段が進学した高校は名古屋大教育学部付属高校です。2018年の偏差値は61です。偏差値とは高校の成績を位置づける基準になります。

ちょうど真ん中を50とするため、偏差値61の名古屋大教育学部付属高校は平均よりも上位に位置する高校ということになります。同じ愛知県で同ランクの高校としては公立の春日井高校や私立の椙山女学園高校などです。この名古屋大教育大学付属高校の特徴をはじめにご紹介します。

<名古屋大教育大学付属高校の特徴>
  • 国立大学法人唯一の併設型中高一貫校
  • スーパーサイエンスハイスクール指定校
  • スーパーグローバルハイスクール指定校
  • ユネスコスクール指定校

これらが高校の特徴としてあげられます。一つ一つ紐解いていくことにします。

<国立大学法人唯一の併設型中高一貫校>

名古屋大教育学部付属高校は中高一貫校になります。その名の通り、中学からエスカレーター式に試験なしに高校進学ができます。ただし、中学校に入るためには受験が必要になります。この名古屋大教育大学付属中学校に入るための試験内容3つです。

・名古屋大教育学部付属中学入試内容
  1. 小学校で学習した内容の総合力 → 学力試験のようなものと思われます。
  2. 作文
  3. グループ面接

藤井七段は、小学6年生の時にこの中学入試をクリアして入学しています。藤井七段のご両親が先々に本人が将棋にできるだけ専念できるようにとの配慮したようです。

<スーパーサイエンスハイスクール説明>

スーパーサイエンスハイスクールとは、文部科学省が科学技術や理科・数学教育を重点的に行う高校を指定する制度のことです。理科や数学に重点を置いたカリキュラムを開発しており、論理的思考力想像力などを高めるための指導方法を研究したり、その成果を発表したりもします。また、トップクラスの研究者との交流なども行います。

論理的思考力や想像力などは将棋にも通じるところがありそうな高校ですね。

<スーパーグローバルハイスクール説明>

スーパーグローバルハイスクールとは、文部科学省が国際的に活躍できる人材育成を重点的に行う高校を指定する制度です。語学力だけでなく、社会の課題に対しての教養や、コミュニケーション能力などを身に着けることを目的とされており、サイエンスだけではなくグローバルにも力を入れた高校のようです。理系の高校かと思えば文系にも力を入れているなんて、まさにパーフェクト高校と言えます。

<ユネスコスクール説明>

ユネスコスクールとは、ユネスコ憲章に示されたユネスコの理念を実現するために平和や国際的な連携を実践する学校のことを言います。ユネスコとは国際連合教育科学文化機関のことで教育、科学、文化の発展と推進を目的とした専門機関のことです。簡単に説明しますと、ユネスコスクールとは世界中の学校と交流して生徒・教師間で情報交換を行い、地球規模の問題を対処できる教育や方法を目指す高校ということです。

規模が大きすぎて目まいがしそうです。でも、そんな人材を中学・高校の教育に取り入れているなんてやはりすごい高校なのでしょう。意識高すぎ高杉高校です。失礼しました。最後に名古屋大教育学部付属高校の口コミをご紹介します。

名古屋大学教育学部附属高等学校 口コミ

在校生 / 2015年入学

なんだかんだでいい学校 2018年03月投稿

自主自立、自由、を校風として掲げているからか、一部の生徒や学年によってはかなり怠けていたり学内で問題を起こす人もいるが、どれもこれも生徒次第。生徒が望むことはできる限り背中を押してくれるような先生ばかりです。進学に関してもとても親身な先生が多く、かといって必ずしも上位校に行くように言われるわけではないので相談しやすいです。また、生徒自身メリハリがつけられているので、楽しむところは楽しむ、勉強するときはしっかりする、と言う環境が自然に作られているので、安心して学べると思います。
部活動などはあまり盛んではないですが、みんな一生懸命取り組んでいます。将来やりたいことがはっきりしているのならば高校のうちからフィールドワークしたり総合人間科で学習することができるので、とてもいいと思います。

引用先:みんなの高校情報

自主性、自立を校風としてかかげている高校です。藤井七段のように将棋に専念したいという考えなどの望みを後押ししてくれる高校ということでしょう。対局などのプロ棋士としての仕事もこの高校であれば応援してもらえると藤井七段、そのご両親も考えたのかもしれません。

ここまで、名古屋大教育学部付属高校についてご説明してきましたが、お分かりのようにプロ棋士として、ただでさえ忙しい藤井七段がこの高校に通っているということは結果として、藤井七段は学力が高いと言えます。将棋が強いだけでもすごいのに、学力まで高いなんて本当にすごい人です。そんな藤井七段のルーツが通っていた幼稚園にあるようです。

その幼稚園で取り入れられていたのがモンテッソーリ教育です。

<モンテッソーリ教育とは>

モンテッソーリ教育とは、教育者マリア・モンテッソーリが「子どもの観察」から確立した教育法です。特徴としては、「自由な個別活動」や「子どもの中の自主性を重んじる」などがあります。効果としては「自立の力をはぐくむ」「集中力をはぐくむ」などがあげられています。

もしかしたら藤井七段の学力や将棋の強さはこの集中力の高さからきているのかもしれません。効率よく勉強をするため集中力が必要です。ましてや将棋などの先の先の先を読み合うものとなればなおのこと必要になることでしょう。モンテッソーリ教育が藤井七段にとって勉強や将棋に対する姿勢の源なっているのかもしれません。

まとめ

  • 中学生プロ棋士は過去5人とも高校進学しています。
  • 藤井七段は中高一貫の名古屋大教育学部付属高校にエスカレータ式に進学しました。
  • 名古屋大教育学部付属高校にはさまざまな特徴があり、偏差値も61と学力の高い高校です。
  • 名古屋大教育学部付属高校に通っている藤井七段も学力が高いと言えます。
  • 藤井七段の学力や将棋にはモンテッソーリ教育が関係しているかもしれません。

いかがでしたでしょうか。プロ棋士藤井七段の進学先や学力についてお話してきました。忙しい人でも、それを糧にできる人ってすごいなと心から思わされる記事になりました。調査してみて、時期が間に合わない、レベルに到達していないからって諦めかけている方も決して諦めなければまだまだ間に合いますよと応援したい気持ちでいっぱいです。この記事で何かをつかんでいただける方がいらっしゃれば幸いに思います。お付き合いありがとうございました。

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