日本の高校進学率の推移は?全日制と定時制・通信制の割合は?

こんにちは!札幌高校進学ナビゲーターのさっしんです。

今の高校生の進学率がどれくらいか・・・気になったことはありませんか?今回の記事では2018年の日本における高校進学率の推移はどうなっているのか。全日制定時制通信制割合はどうなっているのかをご紹介していきたいと思います。

高等学校への進学の推移は?

2018年における高校進学率はどうなっているのでしょうか。文部科学省より参考資料があったのでご紹介します。

引用:平成30年度文部科学省学校基本調査

こちらは、文部科学省が毎年学校数・在学者数・教職員数・進学率・就職者数などを統計でまとめた学校基本調査の結果です。卒業後の進学先を一覧にしてあります。

さらに、こちらのグラフも併せてご覧ください。

引用:平成30年度文部科学省学校基本調査

この2つの表とグラフを見てみると、まず分かることは中学校卒業者数が前年度と比べると減少していますね。これは少子化が影響していると考えられます。しかし、それに関わらず進学率は男子生徒、女子生徒ともに年々上がっているんです。前年度の進学率はなんと98.8%!とても多いですね。

ちなみに北海道の進学率はどうなのかというと、平成30年度は98.9%の中学校卒業生が高校へ進学されました。前年度の98.8%を上回っているので、全国的にもとても高い水準だということが分かりますね。

これほどたくさんの方が高校への進学を希望する理由としては、「高等学校などを卒業したほうが就職に有利だと思うから」という解答が多くあります。この段階から将来を考えて進学する生徒も少なくないようです。

学歴社会という言葉は聞いたことがある方も多いと思います。やはり、学歴は持っていないよりかはもっているほうが有利になることもありますからね。他にも「学校生活を楽しみたいから」という理由も目立ちました。

しかしその一方で、2018年度における入試状況では、都立高校の志望者数が約3000人も減少したことで話題になりニュースでも取り上げられました。最近は、都立よりも私立高校へ入学を希望する方が一部の都市部で多くなっているようです。

ただ、これは進学先の選択肢が増えてきているからというのが理由ではないでしょうか。高校は、大きく分けて全日制・定時制・通信制の3つの種類があります。この3つはいったいどう違うのか紹介しつつ、それぞれの進学率について見ていきましょう。

全日制と定時制・通信制の割合は?

【全日制課程】

全日制高校は平日に授業を行う高校のことです。多くの中学校卒業生が全日制へ進学し通っています。

この全日制、平成30年度では約315万人ほどの生徒が入学しました。数字だけ見ると全日制高校へ進学する割合はとても多いと感じますね。しかし、前年度と比べてみるとこれは少し残念な結果となっているんです。

その前の年、平成29年度の全日制の生徒数は約319万人でした。つまり、平成30年度は前年度より約4万人も少なくなっているんです。こんなに大減少しているなんてかなり驚きですよね。これは、進学先の選択肢が増えたことが理由となっているのかもしれません。

【定時制課程】

進学先の選択肢2つ目は、定時制高校です。定時制とは授業を行う時間帯を選ぶことができる高校のことです。定時制は夜間に授業を受けることが多い学校が多いですが、実は昼間部、昼夜部、夜部と選ぶことができることを知っていますか。

自分の環境に合わせて授業を受ける事ができるのがメリットなのですが、その反面、自分でスケジュールを立てる必要があります。

この定時制高校の生徒数ですが、平成30年度では約8万5000人の中学校卒業生が定時制へと進学されました。しかし、前年度の平成29年度では約8万9000人だったので、定時制も前年度と比べると約4000人ほど少なくなっています

【通信制課程】

全日制も定時制も、生徒数は前年度より減少していました。ということは、同じく通信制も減少している…?かと思いきや、なんと通信制は真逆の結果となりました。

引用:平成30年度文部科学省学校基本調査

こちら学校基本調査より引用したものによれば、2018年度の通信制高校進学率は前年度よりも4,065人増加しているとのこと。別のデータでは約19人に1人が通信制を選んでいるというのです。

しかも、生徒数だけでなく通信制の学校数も増加しています。これが生徒数が増えた要因のひとつとも言えるでしょう。

それぞれの特徴はなんだろう?

高校には通信制、全日制、定時制と3つの教育課程が用意されています。それぞれ、選択する方の環境に合わせた教育課程を選択できるというのが特徴です。

【全日制の特徴】

平日の昼間に毎日授業を行う教育課程です。修業年は3年で多くの生徒さんが全日制で学業を学んでいます。

1日6限授業が程度。基本的に毎日学校へ登校して授業を受けます。通信制、定時制との違いは学年制を取り入れていることです。

学年制とは1年進学するのに必要な条件があり主に、学業成績、出席日数などが条件としてありますが高校によって違ってきます。そして仮に進学できなかった場合同じ学年で学習をやり直すことになるのが学年制の特徴です。

【定時制の特徴】

定時制高校の始まりの歴史としては中学卒業時に経済的な理由などで全日制に通えない子が多くいました。そんな子どもたちのために定時制、昼間、夜間と学ぶ時間を選ぶことができるよう設置されたのが始まりです。

さらに、定時制のもう一つの特徴としては、一定期間の在籍、必要単位の修得さえすれば卒業の認可が受けられることです。各学校によって詳細は違ってきますが、必要な授業だけ受ければ単位が取れ、卒業できるというのは早く社会に出たいという方にとっては大きなメリットですね。

また、定時制の1日の授業は4時間ほどの学校がほとんどです。

ここまで見てみると良いこと尽くめのような気がしますが、定時制を選択する方は、ほとんどが日中働いているため大変なのです。日中働き夜勉強するというライフスタイルにすぐに適応できる方は多くはないでしょう。結果、通いきれなくなるケースも出てきます。

【通信制の特徴】

学校によって多少の人数の違いはありますが、通信制は全日制と比べて少人数で、アットホームなところが多いです。

どんな生徒が通っているかですが、通信制高校にはすでに働いている人、高校を一度中退した人、学業不振で今の学校では卒業が難しくなってしまった人など、さまざまな理由をもった方々が通ってます。

他にも学業と別の活動、アスリート活動、芸能活動を両立させるために通信制を選択する方などもいらっしゃいます。

しかし、全日制などと比べたときの一番の違いは、通信制は「自宅で学習する」のがほとんどだということです。定期的に学校から送られてくる課題に対して提出、添削を通して学習を行うといったものです。

時間の都合が付きやすく自分の環境にあった学習スタイルを行うことができるのがメリットですね。ですが、これは言い換えれば「自分で勉学に取り組む」というスタンスを中心に自分のライフワークを作らなければいけません。

また私立の通信制高校には、広域通信高校と狭域通信高校の2つの種類があるのをご存知でしょうか。

  • 広域通信高校・・・3都道府県以上またがるエリアの生徒を募集対象としている学校
  • 狭域通信高校・・・学校所在地の県、または隣接する一つの都道府県から生徒を募集している学校

このように一重に通信制といってもさまざまな環境に合わせた通信制高校があるのです。

まとめ

  • 高校進学率は年々上昇傾向にある。
  • 進学する理由は主に「将来を見据えて」就職に活かしたいなどが多い。
  • 2018年度の高校進学率推移は少なくなっている
  • 前年度と比べて、全日制は約4万人定時制は約4,000人少なくなっている。しかし、通信制高校の生徒数だけは約4000人ほど増加している。
  • 全日制、定時制、通信制それぞれ違いはあれど通学する生徒のさまざまなライフワーク環境にあわせて用意されている。

今回、高校への進学率を調査した結果、やはり将来の社会全体のグローバル化に合わせた教育課程を政府が行っているのが目立ってきているなと感じました。

現在の小学生はすでに英語教育を取り入れた授業を受け、今後ますますグローバルな社会が出来上がっていきます。現在わたしたちがいる日本の教育は大きな変化に差し掛かっているといっても間違いではないのではないかと思います。

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