高校進学の奨学金について徹底解説!返済が不要?受給の条件とは?

こんにちは!札幌高校進学ナビゲーターのさっしんです。

みなさん、高校進学の際に受けることのできる奨学金についてはご存じですか?この奨学金、実はいろいろな種類や条件があるんです。もちろん、返済が不要なものもあります。きちんと条件を満たしていれば、奨学金制度を受けることが出来ます。ちはお金がないから高校進学は出来ない…なんて諦めないで下さいね。

今回は、高校進学奨学金について徹底解説していきます。

高校進学の奨学金とは?

そもそも、奨学金とはなんなのだろう…そう思う方もいるかもしれませんね。

奨学金とは、経済的理由で進学が難しいという学生に学費を貸し、学生等が安心して学ぶことができるように補助をする制度です。

貧しい家庭だから進学はできない…なんてことはありません!みんな等しく、学校に行く権利はあるのですから。絶対に諦めないでくださいね。

奨学金の種類や条件とは?

国等による公的な奨学金や民間団体による奨学金、また返還が不要な「給付型奨学金」と返済が必要な「貸与型奨学金」等、奨学金には様々なものがあります。それぞれご紹介させていただきますね。

引用:文部科学省

【給付型奨学金】

<就学支援金>

文部科学省による返済不要の支援金です。

これは国が運営する奨学金制度である「就学支援金」ですが正式には「高等学校等就学支援金」と言われます。

◎支給対象者

  • 高等学校・中等教育学校の後期課程、特別支援学校の高等部などに在籍している人。
  • 市町村民税の所得の割額が30万4200円未満の家庭。

所得割額とは一体どうやって確認すれば良いのだろうか…?そう思った方もいらっしゃるかもしれませんね。

  • 会社員:市町村民税の税額通知書
  • 自営業:市町村民税の税額決定通知書・納税通知書

これらの通知書で、それぞれ確認することが出来ます。

この就学支援金の申し込みは、高校入学時に高校の案内に従って申請を行います。国から支援金が学校に振り込まれ、「授業料」の一部として自動的に使われるので、実際に手元にお金が届くわけではありません

<奨学のための給付金>

国から補助を受けて都道府県が実施する返済不要の給付金です。

奨学のための給付「高校生奨学給付金制度」は教科書代や学用品代といった授業料以外の教育費に使用するための制度になっています。

◎支給対象者

  • 生活保護世帯
  • 非課税世帯(世帯全員の住民税が非課税)
  • 自治体に住所がある
  • 高校生がいる世帯

以上のすべてに該当する世帯が支給対象者となります。国公立・私立どちらの高校に進学しても給付されますが、支給の金額は異なってきます。

◎支給額

  • 生活保護世:国公立高校であれば年額3万2300円、私立高校では年額5万2600円。
  • 非課税世帯:国公立高校であれば年額7万5800円、私立高校では年額8万4000円。(※通信制や第二子は金額が異なってくるので注意)

申請方法は基本的に学校を通じて都道府県に申請します。県外の学校の場合は世帯の住所のある自治体への申請になるので注意して下さいね。

文部科学省:高校生等奨学給付金のお問い合わせ一覧

ここまでは国からの奨学金をご紹介させて頂きました。返済不要の奨学金があるなんて嬉しいですよね。支給対象者に当てはまるのであればぜひ活用してみて下さい。

うちは全く条件に当てはまらなかったんだけど、奨学金ってこの2つしかないの?と不安に思われた方もいらっしゃるでょうか。大丈夫、国以外からの奨学金もあります。続いてご紹介するのは「貸与型奨学金」です。

【貸与型奨学金】

先程ご紹介した「給付型奨学給付金」は返済の必要がありませんでしたが、今からご紹介する「貸与型奨学金」は返済が必要になってきます。

後からお金を返さなければならないわけですから、一種の借金です。この奨学金を借りるのであれば、返済の義務があるということをしっかりと理解した上で利用して下さいね。

<社会福祉協議会の奨学金>

生活福祉資金貸付制度」という制度をご存じですか?低所得世帯を対象に資金の貸付を行う、国の制度の一つになります。その中に「教育支援資金」という項目があり、各都道府県の社会福祉協議会が取り扱っています。

◎貸与条件

  • 所定の基準を超えない収入
  • 就学のための資金が必要
  • 自治体に住所がある

以上等が条件になります。収入の所定基準って何?と思いますよね。収入基準は、2人世帯で月26万1000円3人世帯で月31万9000円などと定められています。

◎貸与金額

  • 高等学校・専修学校で月額3万5000円まで
  • 高等専門学校で月額6万円まで

あくまでも最大額になりますので、自分で資金を調達することが出来ると判断された場合は金額が引かれます

申請するには世帯状態についての確認が必要になりますので、まずは社会福祉協議会に相談して下さい。

申請条件を満たしていると判断された場合は、申し込み手続きに移り、まずは地域の民生委員の自宅訪問があります。実際に自宅に行ってみたら、実は贅沢な暮らしが出来ていたり…なんてことも有り得ますので、しっかりと状況確認を行うわけですね。

確認が終わってから、申請書類と必要書類を提出して、その後に審査となります。合格すると借用書を作成して提出、資金交付という流れです。

返済は相談の際に返済計画というものを作成しますので、それに沿って行います。計画通り返済を進めれば利子はかかりませんが、遅れてしまうと延滞利子がかかってきますので、計画的に返済して下さいね。

<あしなが育英会の奨学金>

親と死別してしまった子保護者に障害がある家庭を対象として奨学金の無利子貸与を行っている団体の奨学金制度です。

◎貸与条件

  • 申請時の年齢が25歳未満。
  • その子の親が交通事故を除いた災害や病気・自死などで死亡している、または障害認定を受けている。

◎貸与金額

  • 国公立の高等学校・高等専門学校の場合、月額4万5000円(貸与2万5000円・給付2万円)
  • 私立の高等学校・高等専門学校の場合、月額5万円(貸与3万円・給付2万円)※入学一時金として30万貸与を受けることも可能

申請は申込用紙に必要書類をそえて、あしなが育英会に郵送する形になります。申込用紙はあしなが育英会のサイトからプリントアウトすることも可能です。

奨学金の返済は、交付終了から始まります。「毎月」「半年に1回」「年に1回」のいずれかの方法で返済を行うことが一般的になります。「ちょっとその期間じゃ返済が難しいだけど…」という方でも大丈夫です。返済の期限は20年となっています。なので返済が困難な場合は、相談すれば返済期間の延長もできます。

この他にも、様々な民間団体が奨学金制度を実施していますので、それぞれの地域で利用できる制度やその条件を、是非調べてみて下さいね。

【「貸与型奨学金」借りる際の注意】

「給付型奨学金」は給付されるだけなので返済の必要性がありませんが、「貸与型奨学金」は返済の義務があります。奨学金の金額を多く借りすぎて、卒業後の返済にとても苦労しているという人も少なくはありません。借りるということは一種の借金を背負っていることと同じです。

「大は小を兼ねる」と借りる時は思ってしまうかもしれません。多額の金額を借りるのは子供の将来の負担を増やしてしまうだけです。なので、借りる際には必ず自分の家計を見直してみて無理なく返済できる分だけを借りるようにしましょう。

まとめ

  • 進学資金がないからと言って、高校の進学を諦めないで大丈夫
  • 奨学金には大きく分けて「貸与型奨学金」と「給付型奨学金」の2種類がある。
  • 「貸与型奨学金」を利用する場合は、卒業後返済が必要なのでよく考えて検討すること。

奨学金制度によって、利用条件も金額も異なります。内容をしっかりと確認した上で、自分の家庭にあった奨学金を利用しましょう。奨学金制度を利用して、高校へ進学し楽しい高校生生活を送りましょう。

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