こんにちは!札幌高校進学ナビゲーターのさっしんです。
2020年東京オリンピックが近づいてきていますね。オリンピックと札幌新陽高校といえば、何と言ってもオリンピック日本代表のスノーボード選手である村上大輔さん。村上さんは札幌新陽高校のスノーボード部に所属していた卒業生なんです。
様々な高校の部活動が全国大会に出場したり、時には日本代表として活躍したりしていますが、新陽高校のスノーボード部の活躍はどうなのでしょうか?
今回は新陽高校のスノーボード部について、過去に開催された大会での実績を見ていき、村上大輔さんのプロフィールも紹介しようと思います。
新陽高校スノーボード部の成績は?
新陽高校の部活、とくに運動部は大会で上位獲得などの輝かしい記録を残しています。その中でもスノーボード部は優秀な成績をいくつもおさめています。
過去に開催されたスキー・スノーボード大会を探って、新陽高校のスノーボード部の生徒さん達の活躍を調べてみました。
【札幌新陽高校スノーボード部の過去の成績・ハーフパイプ】
2012年に北海道ニセコハナゾノリゾートで行われた「ハーフパイプFIS公認競技」にて、新陽高校のスノーボード部の生徒さんが2位、全国大会では10位を獲得した記録があります。
<ハーフパイプとは?>
「ハーフパイプ」といえば、記憶に新しいところでは、平昌オリンピックで平野歩選手が銀メダルを獲得したこたが思い出されますよね。あの高い高いジャンプに胸を躍らせた人も多いことと思います。ですが「あれ?どんな競技だったっけ?」って人のために一応説明しておきましょう。
簡単に言うと、スケートボードに乗ってU字のようになっている所を滑りながらブランコみたいに往復していき、ジャンプ中に左右に回転するなどいろいろな技を披露して、演技ポイントを競い合う競技なんです。
このハーフパイプの他にも、活躍した新陽高校のスノーボード部の生徒さん達がいますので見てみましょう。なんと優勝実績もあるんですよ。
【札幌新陽高校スノーボード部の過去の成績・優勝実績】
- 2000年と2001年に、青森県鰺ヶ沢町スキー場で開催された「全日本スキー選手権大会スノーボード競技」のパラレルGスラロームで、男女2人が優勝。
- 2016年では当時3年生が可憐な滑りと回転技をキメて、中国の「NANSHAN OPEN 南山オープン」・オーストラリアの「Thredbo Slopestyle(スレドボ スロープスタイル)」で優勝を獲得し、リレハンメルユースオリンピック2016にも出場したことがあるそうです。
<スロープスタイルとは?>
「スロープスタイル」についても簡単に説明しておきますね。ウィンタースポーツをあまりやらない人にとっては、スロープスタイルってスポーツの種目っていうより、ヨガや体操の専門用語?のように聞こえてしまうのではないでしょうか・・・そんな心配してるのは私だけでしょうか(笑)。
スロープスタイルとは、スノーボードかスキーで滑りながら、ジブと呼ばれている障害物やジャンプ台などが複数配置されているコースで様々な技を披露して、演技ポイントを競い合う種目です。
技を披露してポイントを競うところはハーフパイプと同じですが、滑る場所と障害物の有無が一番の違いです。
村上大輔のプロフ!新陽高校の卒業生?
村上大輔さんは、21世紀最初の冬季オリンピックであるソルトレークシティ五輪代表・2010年バンクーバー五輪代表と2度の五輪代表の出場を経験しているプロスノーボーダー兼オリンピック冬季五輪ハーフパイプのテクニカルコーチです。
【村上大輔さんのプロフィール】
村上大輔さんの公開されているプロフィールは以下になります。
- 北海道札幌市出身
- 1983年5月18日生まれ
- 血液型はO型
- 身長は166cm
- 2008年10月に結婚
【村上大輔さんの経歴】
<2002年>
- 「ソルトレークオリンピック出場」19位
<2003年>
- 「ユニバーシアード大会」優勝
- 「アジア大会」優勝
- 「全国日本選手権」優勝
<2006年>
- 「スイスWC」HP 3位
<2007年>
- 「X-TRAIL JAM」QP 6位 HIGHEST賞
<2008年>
- 「日本オープン」HP 4位
- 「NZオープン」QP HIGHEST賞
- 「NZオープン」HP 3位 BEST TRICK賞
<2009年>
- 「AIR&STYLE」QP 7位
<2010年>
- 「オーストリア WC」HP 1位
- 「AIRMIX」2位
- 「バンクーバーオリンピック代表」26位
<2013年>
- 「AIR MIX」優勝
2004年には、ソチオリンピックスノーボード代表アドバイザーコーチに選ばれました。
以上のように村上大輔さんは、たくさんの優勝や素晴らしい成績を残し活躍しており、現在もプロスノーボーダーとして活動しながら、後進者達を育てるコーチをしています。
【村上大輔さんは新陽高校の卒業生!】
北海道札幌出身なところと、有名人が通っていた高校の情報サイトにも書かれているため、村上大輔さんは札幌新陽高校に通っていたことが本当だったということがわかります。
そしてなんと!村上大輔さんはソルトレークオリンピックに出場した時にはまだ、札幌新陽高校に在籍していたのです!!自分達の学校からオリンピック選手が誕生したなんて。生徒たちも先生方も、きっと大興奮だったに違いありませんよね。
高校卒業後、バンクーバーオリンピックにも出場した村上さんは、現在は日本代表コーチとして活躍されており、そのほとんどを海外で過ごされています。ですが帰国のタイミングに合わせて、毎年札幌のスキー場で子ども達にスノーボード教室を開いて下さっているんです。
村上さんからスノーボードを教わった子ども達がいずれ札幌新陽高校に入り、新陽高校のスノーボード部からまたオリンピック選手が誕生!!なんていう日がまたやってくるかもしれませんね。
まとめ
- 札幌新陽高校スノーボード部は、全国大会での優勝実績もあり、オリンピック出場選手も輩出している。
- 村上大輔さんが札幌新陽高校の卒業生なのは間違いなし!!
- 村上大輔さんは、ソルトレークシティ五輪・2010年バンクーバー五輪の代表選手。ソルトレークシティ五輪出場時は、新陽高校の在学生であった。
- 現在はプロスノーボーダー兼日本代表コーチとして活躍中。
新陽高校には他にもサッカー部や野球部、書道部、またホッケー部やパソコン部など様々な部活があります。スノーボード部はもちろん、「本気で挑戦する人の母校」札幌新陽高校の部活動の今後の活躍に期待ですね!
最後までお読みいただきありがとうございました。
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