荒井優(札幌新陽高校長)の経歴がすごい!敏腕校長先生の手腕とは?

こんにちは!札幌高校進学ナビゲーターのさっしんです。

札幌新陽高校の校長先生である荒井優氏をご存知ですか。この方、校長先生だとは思えない経歴の持ち主なんです。そして、落ちこぼれだった新陽高校を見事復活させた人物でもあります。

今回はそんな荒井優氏の経歴と、なぜ校長先生になったのかをお話します。新陽高校を復活させた手腕もご紹介しますよ。

この記事を読んだあなたは、荒井優校長先生のいる新陽高校に惹かれることでしょう。

荒井優校長先生の経歴は?

2016年に札幌新陽高校の校長先生に就任した荒井優氏。彼の経歴を見ていきましょう。

まずは、優氏のプロファールをさらっとご紹介します。

【プロフィール】

  • 名前:荒井優(あらいゆたか)
  • 生年月日:1975年2月28日生 43歳

日本一若い校長」と言われています。校長先生は年配の方というイメージを覆しますね。

そして、画像を見てください。荒井校長の服装に注目。私服なんです。このように、荒井校長は私服で学校へ出勤しています。新しい発想ですね。

次は、気になる経歴を見ていきます。

【経歴】

  • 札幌市立三角山小学校卒業
  • 1994年早稲田大学政治経済学部経済学科入学
  • 卒業後㈱リクルートに入社した後ソフトバンク㈱社長室配属
  • グループ企業でSB プレイヤーズ㈱、㈱エデュアス、㈱さとふるの取締役を歴任
  • 公益財団法人東日本大震災復興支援財団の専務理事を兼務、孫正義社長が行う復興支援活動の責任者を経て2016年2月より現職。

札幌にある小学校を卒業後、中学生からは神奈川県横浜市で育っています。

早稲田大学経済学部経済学科で経済を学び、卒業後に(株)リクルートに入社→2008年にソフトバンク(株)に入社し社長室配属。いきなり社長室?!ということろにびっくりです。

グループ会社である、

  • SB プレイヤーズ(株):行政改革事業
  • (株)エデュアス:障害児の学習・生活支援事業
  • (株)さとふる:ふるさと納税事業

の取締役を歴任。と、ここまではエリートと言っても過言でないほどの職歴

2011年7月より、公益財団法人東日本大震災復興支援財団専務理事に就任。と同時に、復興支援活動の責任者となりました。

東日本大震災は、日本中が心を痛めました。何か東北の為にしたい!と思っても、どこで何をしたらいいのか分からない。しかし、このような団体があることで寄付の仕方や物品の提供方法が分かり、私たちでも支援することが出来るんだ!と知ることが出来ました。

<公益財団法人東日本大震災復興支援団体とは>

東日本大震災後、ソフトバンク社長の孫氏や王貞治氏、人気アイドルグループだったSMAPが発起人として設立。

主に、寄付金、ボランティア、物品を募り、東北に還元している団体です。

元SMAPがテレビなどで呼び掛けていた募金は、ここを通してのことだったんですね。

「なるべく基金」を設立し、被災してしまった岩手県・宮城県・福島県の小学校に在籍していた生徒で、経済的に進学が困難な方に向けて支援しています。

このように、荒井優校長先生の経歴はすごい!の一言です。校長先生というのは、学校の先生からなる方が多いと思います。そんな中で、他の職歴、そして色んな経験をしている方が校長先生になられた。これは、新陽高校に新しい息吹をもたらしたのではないでしょうか。

【どうして校長先生に?】

では、そんな荒井優氏がどうして校長先生になったのか?なろうと思ったのか?新陽高校との関係は?

実は新陽高校は慈恵女子高等学校と言う名でした。この話は、荒井優氏の祖父の代に遡ります。

<おじい様:荒井龍雄氏>

学校法人札幌慈恵学園を創設しました。慈恵女子高等学校を作ることを決めたが、その前にお亡くなりになり開学を迎えることはできませんでした。

<お父様:荒井聡氏>

それから慈恵女子高等学校→新陽高校へと名が変わっていったのですが、近年では経営状態は思わしくなく、入学生も少ない。なんとか立て直したいと、お父様が乗り出して理事長になったのですが…。

このお父様、実は代議士さん。東大卒で代議士のお父上様が学校経営をするのは難しかったのでしょう。上手くはいかなかった。

突然、代議士さんの登場で学校側もびっくりしたのでしょうね。ただでさえ、経営の悪化を立て直すのは時間も動力もかかります。そんなにパッと状態が安定するわけでもありません。

そうこうしているうちに、当時の校長先生が体調を崩されて辞任してしまったそうです。

<荒井優氏>

校長先生のポジションが空いてしまい、荒井優氏にオファーがあったそうです。でも優氏は、その当時の仕事にやりがいを感じており即答は出来なかったそうです。

また、友人たちに相談するも「やめた方がいい」との答えが。先生の経験のない優氏がいきなり校長先生に!というのは、誰でも反対するでしょう。優氏も相当悩んだでしょうね。

今の生活に特に不満がなく周りも止めるとあれば、誰だって辞退するでしょう。しかも、経営も危ないと来たらなおさらです。

しかし、荒井優氏はこんな考えから校長先生を引き受けました。

学校に賭ける家族の思いを強く感じたことと、東日本大震災で学校は地域の伝統文化やアイデンティティを守る資源であることをよくわかっていたから

家族の思い』祖父が作ろうとし、父が立て直そうとした学校にそこに自分も携わる。親子3代の関係が、ステキなものだった様子が伺えます。

そして、東日本大震災関連の仕事を通して、学校の大切さ、これからを担う子供たちの大切さが、身に染みて分かったのではないでしょうか。

2016年2月1日、「覚悟を決めて」校長先生に就任。ここから、荒井優氏の快進撃の始まりです。

不人気高校を復活させた手腕とは?

新陽高校の経営難、それは不人気で入学生が少ないことも原因でした。本当に倒産寸前だったそうです。しかし、荒井優氏が校長先生になってから、入学生がグンと伸び始めたんです。それは何故か。

新しいことにチャレンジし本気で挑戦する」この一言に尽きます。

<本気の声を届けよう>

かつての新陽高校のイメージは、「不良学校みたい」とイメージが良くありませんでした。ですが、実際に優氏が学校へ訪れると、「世間が言うほど悪くない」と感じたそうです。イメージが先行してしまうことはよくあることです。

本当の新陽高校をみんなに知ってもらうことが大切。ということで、その年に進学先を決める中学3年生とその保護者に向けて、10月~12月に集中して講演しました。その結果、事前見学とも言えるオープンスクールにたくさんの方に参加していただけることが出来ました。

新陽高校の取り組みや高校の在り方などの説明し、その年は定員を15%も上回る入学生が入ってきたそうです。学校を直接見てもらい、本気で話して、皆さんの心を響かせることが出来たのでしょう。

それと共に、新陽学校自体が活気づく為に数々のことをしていきます。

【ベンチャーマインド】

ベンチャーマインドという言葉を知っていますか。荒井優氏は、ベンチャーマインドを活かした改革をしていきます。

ベンチャーマインドとは、リスクを恐れずに積極的なチャレンジ精神で成長していく企業という意味です。

新陽高校のスローガン『本気で挑戦する人たちの母校』これは、校長先生である荒井優氏自身がそういう精神で改革に臨んでいく姿と重なります。

これから紹介する新陽高校の改革は、まさにベンチャーマインドです。

<YOSAKOIソーラン祭り>

1年生全員でYOSAKOIソーラン祭りに参加する。

新陽高校がはじめてソーラン祭り参加した時の動画です。

これは、提案した時期が祭りの2か月前とあり反対意見もありました。しかし、ベンチャーマインドです。「新しい新陽高校の伝統を作ろう」の思いで参加を決めます。

結果、踊りきった1年生の笑顔を見て、「新1年生の恒例行事としよう」と誓ったそうです。

入学して最初の年に、1学年全員でひとつのことをする。まだ不安な1年生が周りに溶け込みやすくなり、結束力を高めます。踊りきった後の達成感もたまらないでしょう。

<スノーピークと提携>

アウトドア用品のメーカー、スノーピークと提携

引用:スノーピーク公式サイト

何故にアウトドア用品のメーカー?

これは、「野遊びに本気で挑戦」事業の実現の為なんです。野遊びと教育の融合。

  • 学びは教科書に向かって勉強するだけではない。
  • 自然と触れ合って学べるとともある。

ということで、自然を体験し学習するキャンプを学習過程に取り入れました。

時に自然の素晴らさを知り、時に自然の過酷さを知る。これは、自分たちが体験してみないと分からないことですよね。

キャンプで使用する用品は、スノーピークの製品。テント、食器、焚火台など、アウトドアの一流品に触れることで、生徒たちの創造力を育むと考えました。

そして、この野遊びの学習はただの野遊び学習ではない。なんと、全教科の学習を自然の中で行います。別に野遊び時間を設けるのではなく、普通の授業の時間割で進めます。海外の学生とのキャンプもあるなど、聞いてるだけで興味が沸きたてられる学習です。

<バスケットボールチームとコラボ>

プロバスケットボールチームのレバンガ北海道とのコラボ

引用:レバンガ北海道公式サイト

新陽高校のバスケットボール部の外部コーチとして、レバンガの選手に来ていただいて直接指導してもらいます。プロバスケットボール選手から直接指導してもらえるなんて、こんな機会ないです。

その変わり、バスケットボール部員がレバンガ試合に赴き、モッパーを務める。モッパーとは、コートにモップをかける人のことを言います。このモップ掛け、部員たちが考えたソーラン節「新陽ソーラン」を踊りながらやります。楽しく拭いている姿が目に浮かびます。

お互いがお互いに必要とする素敵なコラボです。

<入学金を半額に>

入学金を半額に?!

私立高校の入学金は高い。そんなイメージがありますよね。でも、イメージだけではなく実際にそうです。

経済的に不安な家庭は、学費の補助を受けられるなど、道や市が支援してくださいます。しかし、入学金の補助はありません。

そんな家庭に向けて、新陽高校は動きます。「オープンスクールに2回参加」で、入学金を半額にしてくれます。

これ、経済難の新陽高校には痛手ではないかと思うのですが、そこは優氏です。

これがマーケットのニーズ」みんなが何を求めているのか、その求めているものに答えて注目してもらえる。企業で働いていた優氏ならではの考えです。

<探求コースの設定>

2019年度から始まる探求コースを設定

これは、2020年より始める教育改革で、学校の授業内容は大きく変わります。今までの授業は、「覚えること」を主としてきましたが、これからは「考えて実践していくこと」が求められます。

それに備えたコースが「探求コース」です。

誰かに教えられたものではなく、自分だけの自分が創り出した解を説明することが重要なのです。

自ら課題を発見し課題解決に仲間と協働して本気で課題解決に取り組むことを探究コースでは大切にしています。

授業と言えば、とにかくたくさん頭につめこんでというイメージですよね。先生に教えてもらいそれを覚えて暗記して。それだけだと、実際に社会に出た時に困る。大人の皆さんは経験していることでしょう。

この探求コースは、自らで考え自らで答えを出し行動する力を養います。答えは一つじゃない。仲間の答えも認め合い、そういう考えもあるんだと納得する。

課題解決にはどうしたらいいか。今までの授業内容を覆すコースとなっています。

<SNSの活用>

新陽高校には、たくさんの公式SNSがあります。

  • 公式Facebook:動画がたくさんある
  • 公式インスタグラム:学校の雰囲気が伝わる
  • 公式ブログ:先生たちのブログ
  • 公式の各部活SNS:各部活の取り組みや様子が伝わる

こんなにもSNSを活用している高校はないですよね。その中のどれもが、生徒たちの笑顔で溢れています。見ているだけで楽しさが伝わってくるSNSです。

今の時代にあった新しい方法で、たくさんの方に新陽高校を知ってもらえます。

まとめ

  • 札幌新陽高校の校長先生である荒井優氏は、日本一若い校長先生
  • 早稲田大学経済学部経済学科卒業後はエリートな職歴
  • 東日本大震災復興支援財団専務理事に就任支援団体でも活躍
  • 祖父が作ろうとし、父が立て直そうとした学校にそこに自分も携わることを希望し校長先生に
  • 倒産寸前の新陽高校を、ベンチャーマインド精神で立て直しを図る
  • 何でも果敢に挑戦した結果、大人気高校へと大変身

新陽高校の快進撃は、新しいことに挑戦しようとする荒井優氏の気持ちが、学校全体にいきわたっているからではないでしょうか。「本気で挑戦する人の学校」新陽高校のスローガンがそれを物語っています。

聞けば聞くほど興味が沸いてくる学校です。本気で挑戦する校長先生がいる、そんな学校で学べるチャンスを活かしてはみてはどうでしょうか。

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