高校にはどんな科がある?それぞれの特徴を知り進路を決めよう!

こんにちは!札幌高校進学ナビゲーターのさっしんです。

突然ですが、みなさんの将来の夢は何ですか?やりたいこと、今、一番興味のあることは何ですか?それによって、進路の選び方は変わってきます。

そこで今回は、高校にはどんな科があり、それぞれの特徴を知ってもらうことをテーマにお話しします。それらを知って「なんとなく」ではなく、自分の行きたい進路を決める手助けになればと思います。

高校にはどんな科があるのか?

夢や目標があるのなら、高校の専門科で学び最短でその道に進みたい。それとも普通科から大学へ進学し、学位をとってから社会に出たいかによっても進路の選び方が変わってきます。また、今現在、夢に向かって頑張っている、または体調不良などで通学はできないが通信科で学びながら夢や闘病を頑張るという道もあります。

そんなこと言われても、まだわからない、決められないという人も多いかと思います。

みなさんが知っているのは、普通科でしょうか。その他によくあるのは、専門科と言われる農業科、工業科、商業科、家政科などでしょう。農業、工業、商業、家政など職業名が入っている科ですと、何となくどういったことを勉強するのかイメージがわくと思いますが、普通科って、何が普通なのか考えたことはありませんか?また、通信科って登校しないの?テストは?単位はどうなるのなど疑問だらけだと思います。

高校生活のイメージも実際に学園祭や説明会などで足を運ばないとわかないですから、普通科・専門科など言われてもピンときませんよね。

それぞれの特徴やメリット・デメリットを調べてみたので一緒にみていきましょう!

普通科の特徴は?

この普通科は、ざっくり言うと大学や短期大学の進学を目標とする学科です。

専門分野に特化した専門教育に対して、幅広い分野のうち特に基礎的なものを扱い、進学を目標とする生徒に教育をするものだそうです。多くの学校では普通科の中で理型・文型の類型を置いているようです。この選択は2年時に行うことが多いようです。

この類型についてみてみましょう。

【理系】

  • 数学、理科、英語に重点を置いた教育課程。
  • 理型の大学への進学へ対応した類型。
  • センター試験に対応するため、国語や地理・歴史の履修もある。

数学や理科は深く学びのでしょうね。国語や社会は全くないわけではないけれど、センター試験対策程度のカリキュラム数ということですね。

【文系】

  • 国語、地理・歴史・公民、英語に重点を置いた教育課程。
  • 文型の大学・短大・専門学校への進学や公務員への就職を進路希望とする生徒に提供される類型。

進学だけではなく、公務員を目指す生徒にも対応しているんですね。こちらも、理数のカリキュラムは試験対策程度にはあるようですよ。

【文理系】

  • 主要6教科の内容をまんべんなく履修できる。
  • 主に国公立大学受験を希望する生徒のために置かれている。

バランスよく学べる類型ですね。ただ、学校の特色や諸事情によっては置かれていない類型や類型そのものもないようですので、下調べは必須です!

では次に、普通科のメリットとデメリットをみていきましょう。

<普通科のメリット>
  • 進学希望の生徒に有利。教育内容が入試にあっている
  • 将来の職業が決まっていないなら、普通科の総合的な幅広い教育が役に立つ
  • 卒業後の進路は選択肢が多くなる
<普通科のデメリット>
  • 在学中に技術・資格を身に着けることは、専門科に比べて不利
  • 就職の場合、専門科の生徒に比べて即戦力をアピールしにくい

というところですね。まだ将来の職業が決まっていないのなら、幅広く学び、選択肢の多い普通科がよさそうですね。学びを続ける中で、また、多くの方と関わる中で自分の進みたい道が見つかった時に対応できるのが普通科の強みとも言えるのではないでしょうか。

【新しい普通科のあり方】

ここでは新しい普通科のあり方として、3つ紹介します。全ての学校が設置・対応しているわけではないので、進学したい高校はどうかをしっかりと調べてくださいね。

【普通科総合選択制】

基礎学力を重視しながら、生徒の興味・関心や進路に応じて、幾つか設定されたエリアから1つ選んで学習する。選択科目の割合は、従来の普通科より多く、次に述べる普通科単位性より少ない。エリアは専門性を深めるものではなく、生徒の興味・関心を引き出すもので進学・就職の両方に対応している。

【普通科単位性】

必修科目以外は全て、選択科目となる。授業は、ほとんどが選択した科目ごとに生徒が教室を移動する。学年の概念がないが、クラス単位での活動(ホームルームや行事、必修科目など)もある。生徒の興味・関心・進路希望にきめ細かく対応できる。

【普通科コース設置校】

専門学校ほどではないが、普通科の中でも専門科目が履修できるものをコース制と呼ぶ。入試の段階から一般コースと分けて選択する学校と、2年生進級時に選択する学校がある。体育、音楽、美術、福祉、情報、理数、国際などがある。

一般的な普通科と専門科の中間、両者の美味しいとこどりと言ったところでしょうか。こういった新しい普通科であれば、広い視野を持ちながら、将来の職業や興味・関心のあることを深く学べそうです。また進学・就職のどちらにも対応しているのは、まだ将来を決めかねている人にはありがたいですね。

専門科の特徴は?

専門科は特定の職種に就くための専門知識・技術、資格を得るための学科となります。

例えば、

  • 農業・園芸・動物・畜産・食品
  • 工業・化学系・電気系
  • 商業
  • 水産
  • 家庭科総合・食物・服飾
  • 看護
  • 福祉
  • 保育するもの
  • 理数
  • 英語
  • 体育
  • 音楽
  • 美術

などがあります。

目的がハッキリしている生徒には有利ですが、それを理解せずに偏差値や興味だけで入学すると後悔のもととなることもあるようです。専門科で学ぶことは、目標とする職業への最短距離として、また、同じ目標を持つ生徒と切磋琢磨し多くの刺激に満ちたものとなります。しかし、大学を一般入試で受験する際に、専門学科のカリキュラムでは対応できないことが多いので注意が必要です。

また、専門科ではその科ならではの実習があります。普通科ではなかなか経験できないカリキュラムが組まれており、目標とする職業への理解を深め「絶対に〇〇になりたい!」という想いをさらに深めることができます。

高校の進学先を決める時期に、将来の職業が決まっている生徒はそう多くないかと思います。看護科に進学した生徒に聞いた話ですと、やはり進学時には色々悩んだそうです。そして進学後も実習やテスト、資格試験対策など普通科の生徒に比べて大変な思いもたくさんしているようです。

しかし、目標が同じ仲間と励ましあいながら一つ一つ壁を乗り越えるたびに絆も深まり、一生の友達と呼べる仲間にも出会うことができた。学歴社会では不利な点もあるが、看護科に進学したことは後悔していない!そうです。

そんな専門科のメリットとデメリットをみてみましょう。

専門科のメリット>
  • 自分の興味のある分野に進める
  • 普通科では選べない進路も、専門科なら可能
  • 具体的・実践的な内容を学べる
  • 専門職であれば就職に有利
  • 3年間で資格取得も可能
  • AO入試では、普通科より有利なこともある
<専門科のデメリット>
  • 「専門」であるが故に潰しが効かず、卒業学科以外での就職は難しい
  • 社会的評価は受けにくい→高卒扱いとなるため、資格取得者であっても評価されにくい
  • 学科によっては将来の進路が狭き門である可能性もある

専門的であることがメリットでもあり、見方を変えるとデメリットにもなってしまうんですね。普通科であれば法学部を卒業後、物流業界へ行くことも可能ですが、専門科だとかなり厳しく、相当な努力を必要としますね。

偏差値の上下に関わらず、専門的な講義を受けられるため、本当に好きなこと・やりたいことが明確な人にはオススメであり、メリットは大きいです。しかし、もし卒業後、その業界へ進むことができない場合には進学するのか、別の道へ就職するのかなどしっかりと話し合って進路を決めるべきでしょう。

通信科の特徴は?

通信科はその名の通り、登校して学業を学ぶのではなく、通信を主として教育を受けます。登校回数は全日制の高校と異なりますが、卒業の際に得られる高校卒業資格は同じものとなります。

通信科は、

  • すでに働いている人
  • 高校を中退した人
  • 不登校や発達障害により通常の学習が難しい人
  • 芸能活動やアスリート活動と両立させるために選択する人

など生徒の境遇も様々です。

この通信科では、

スクーリング(登校すること)で授業を受ける、レポートを提出する、テストを受けることで単位を取得する単位制を採用しているところが多いようです。どんな環境・境遇であっても学べる場があるというのはありがたいですね。

一般的な高校とはまた違う通信科のメリット・デメリットもいろいろありそうですね。

<通信科のメリット>
  • 自分のペースで学ぶことができるため、アルバイトや趣味、芸能・アスリート活動に時間が使える
  • 費用が安く、働きながらでも通える→公立や私立など学べる内容やカウンセラーの有無などによっても費用は異なるので、学校に問い合わせることが必要です。
  • さまざまな人に対応する環境がある
<通信科のデメリット>
  • 自分で学習を進める必要がある
  • 他の生徒と一緒に過ごす時間が少ない

自分のペースで学ぶということは、自分で進める必要があるということ。これは目標がしっかりとある人は積極的に取り組めるかもしれませんが、そこまでの目標がない人や学校へ行くこと自体が辛いという人には難しいことだと思います。自宅学習がメインとなるので、勉強がわからないなどの理由から挫折してしまう人も少なくないようです。

せっかくの学びの場ですから、メンタル面や生活面をサポートしてくれるサポート校(いわゆる塾のような機関。このサポート校のみでは高校卒業資格は得られないので注意が必要です)を利用するのも一つの手かと思います。

また、クラスメイトや先生と一緒の時間は一般的な高校よりは少ないですが、部活動のある学校もあるそうです。一人一人としっかり向き合ってくれる先生が多いのも特徴の一つです。そして、アルバイトや趣味などを通じて、人間関係を広げられるのもメリットかなと思いますね。

まとめ

  • 高校には普通科、専門科、通信科がある
  • 専門科には農業、工業、商業、水産、家政、看護、福祉など将来の職業教育を主とするもの、理数、体育、音楽、美術、英語など職業以外の専門教育を主とするものがある
  • 普通科は主に進学を目標とする人の教育課程・カリキュラム
  • 専門科は主に特定の職種に就くための専門知識・技術・資格を得るための教育課程・カリキュラム
  • 普通科は卒業後の選択肢も多いが、就職する場合には専門科に比べると即戦力としてのアピールがしにくい
  • 専門科は技術・資格を得られ、就職には有利だが、本当にやりたいことでないと挫折する
  • 通信科には様々な境遇の人がおり、自分のペースで学習を進めるという強い意志が必要となる
  • 新しい普通科のあり方として、生徒の興味・関心を引き出し進学・就職のどちらにも対応している普通科総合選択制、必修科目以外は全て選択科目となる普通科単位制、専門科ほどではないが、普通科でも専門科が履修できる普通科コース制がある

いかがでしたか?普通科しか知らなかった方も、偏差値的にどっちでもいいやなどと考えていた方も進路を決めるうえでのお役に立てましたでしょうか。15歳で将来の職業、生きる道を決めるということは容易なことではありません。普通科でも専門科でも学びを深めることで「これだ!」と思うものに出会ったり、逆に「向いてないかも」と思ったりすることもあるでしょう。やってみないとわからないことですよね。

だからこそ、高校進学は偏差値だけではなく、しっかりと自分の意志をもって決めてほしいと思います。そして、これから未来ある若者たちへのエールとしてこの記事を送ります。

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